AIスマートグラスが、いよいよ身近な存在になってきました。
2026年9月に開催されたMeta Connectでは、新型AIスマートグラスや音声に特化したモデルなどが発表され、日本で販売が始まったモデルも登場しています。
これまでのスマートグラスと何が違うのか、価格はいくらなのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Metaの新型モデルを中心に、注目の機能や発売情報、購入前に知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
AIスマートグラスの新型が登場!Meta Connect 2026の発表内容
今回の注目ニュースは、Metaが2026年9月に発表したAIスマートグラスの新ラインナップです。
Meta Connect 2026では、Ray-BanやMeta Glassesの新モデルに加えて、音楽や通話に特化した「Ray-Ban Meta Audio」などが公開されました。
年末までに100種類以上のAIグラスのスタイルを展開する計画も発表されています。
これまでのスマートグラスといえば、カメラで写真を撮影したり、音楽を聴いたりする製品をイメージする人が多かったかもしれません。
しかし、今回の発表では、AIアシスタントを日常的に使うためのデバイスとしての方向性が、よりはっきりしてきました。
たとえば、目の前にある商品について質問したり、音声で予定を確認したり、スマートフォンを取り出さずに操作したりする使い方です。
Metaは、AIアシスタント「Muse」をAIグラスに展開する方針も発表しています。ただし、日本でのMuse対応は現時点で未定です。
つまり、今回の新製品は単にメガネにカメラを付けたものではなく、AIを使うための新しい入口を目指しているといえそうです。
新型AIスマートグラス3モデルの特徴を比較
今回の発表で注目したいのは、用途が異なる複数のモデルが登場したことです。
見た目が似ていても、カメラ撮影を重視するモデル、音楽や通話を重視するモデル、映像や仮想画面を楽しむモデルでは、使い方が大きく変わります。
まずは、主な製品の特徴を整理してみましょう。
| モデル | 主な特徴 | 価格・発売情報 |
|---|---|---|
| Ray-Ban Meta(Gen 3) | カメラ、AI、音声操作 | 日本で78,980円(税込)から販売中 |
| Ray-Ban Meta Audio | 音楽、通話、AI音声アシスタント | 米国349ドルから。日本は2027年予定 |
| Meta VR Glasses | 5K映像、仮想画面、空間コンピューティング | 2027年春予定。米国1,299.99ドル |
※価格・発売時期は発表内容に基づきます。海外価格の日本円換算や国内販売価格は、為替・税金・販売条件などで変わるため、国内価格未発表の製品は円価格を断定していません。
Ray-Ban Meta(Gen 3)の機能・価格・発売日
今回の新型AIグラスのなかでも、国内で購入を検討しやすいのが「Ray-Ban Meta(Gen 3)」です。
日本では2026年9月24日から販売が始まり、価格は78,980円(税込)からとなっています。
Ray-Ban公式オンラインストアやMeta.com、正規取扱店などで取り扱われています。
注目したいのは、次の機能です。
- 最大9時間のバッテリー駆動時間
- 12MPカメラと3K Ultra HD動画撮影
- Meta AIを素早く起動できるカスタマイズ可能なアクションボタン
- 6マイクアレイによる通話・音声コマンドのノイズ低減
従来モデルからバッテリー駆動時間が1時間延び、最大9時間になりました。
また、動画撮影では3K Ultra HDに対応し、日常の風景や旅行中の思い出をハンズフリーで記録できます。
たとえば、旅行中に景色を撮りたいとき、スマートフォンを取り出してカメラを構える必要がありません。
自分の目線に近い映像を撮影できる点は、普通のスマートフォンとは違った魅力です。
フレームはWayfarerに加え、AviatorやZenaなどのスタイルも展開。
度付きレンズや調光レンズなど、眼鏡としての選択肢も用意されています。
普段からメガネを使っている人にとっては、ガジェットを別に持ち歩くのではなく、いつものメガネをAI対応にできる感覚に近いかもしれません。
Ray-Ban Meta Audioは何が違う?
もうひとつ注目したいのが、新登場の「Ray-Ban Meta Audio」です。
こちらはカメラ撮影を中心としたモデルとは異なり、音楽やポッドキャスト、音声通話、AIアシスタントの利用に重点を置いたオーディオグラスです。
Metaの発表によると、主な特徴は以下のとおりです。
- 重量約43gの軽量設計
- 最大12時間のバッテリー駆動
- 充電ケース併用で最大48時間分の追加利用
- 周囲の音を遮断しないオープンイヤーオーディオ
一般的なイヤホンは耳の中に装着しますが、オープンイヤー型は周囲の音を聞きながら音楽などを楽しめるのが特徴です。
散歩中や移動中に音楽を聴きながら、周囲の状況にも気を配りたい人には、気になる選択肢ではないでしょうか。
価格は米国349ドルからで、米国では2026年10月13日に出荷開始予定。
日本での展開は2027年を予定しています。国内価格や具体的な発売日は、今後の発表を待つ必要があります。
参考:Meta公式・Ray-Ban Meta Audioの発表
Meta VR Glassesの性能と発売予定
映像体験を重視する人が注目したいのが「Meta VR Glasses」です。
Metaは、シネマ体験や仮想ワークスペース、ゲームなどを楽しむための新しいグラス型デバイスとして発表しました。
主な特徴は次のとおりです。
- 約100gの本体重量
- micro-OLED採用の5K Infinite Display
- 仮想ディスプレイや複数画面での作業に対応
- バッテリー・プロセッサーを外部パックに分離した設計
一般的なAIグラスが日常生活での音声操作や撮影を中心にしているのに対し、Meta VR Glassesは映像を見たり、仮想空間で作業したりする用途に重点を置いています。
発売は2027年春の予定で、米国価格は1,299.99ドル。日本円での販売価格はまだ発表されていません。
そのため、すぐに買えるAIグラスを探している人と、次世代の映像デバイスを待ちたい人では、検討するモデルが変わってきそうです。
AIスマートグラスでできることは?最新AI機能を解説
新型AIスマートグラスの魅力は、メガネをかけたままAIや音声機能を利用できることです。
では、実際にどんな場面で活躍するのでしょうか。
ハンズフリーでAIアシスタントを利用
AIスマートグラスでは、音声を使ってAIアシスタントに質問したり、目の前にあるものについて情報を尋ねたりできます。
たとえば、旅行先で気になる建物を見つけたときや、買い物中に商品について知りたいときなど、スマートフォンを操作せずに情報を得られるのが特徴です。
Metaは、AIアシスタントMuseをAIグラスに導入する計画を発表しており、目の前にあるものを認識して質問に答える機能などを紹介しています。
ただし、Museの日本での対応は未定です。
日本語での利用や、具体的にどの機能が国内で使えるかについては、今後の公式発表を確認する必要があります。
写真・動画撮影や音声通話、音楽再生
スマートグラスの使い方として、わかりやすいのがカメラやオーディオ機能です。
Ray-Ban Meta(Gen 3)では、12MPカメラによる写真撮影や3K動画撮影に対応しています。
Ray-Ban Meta Audioでは、音楽やポッドキャストの再生、通話などをメガネ型デバイスで利用できます。
それぞれの用途を整理すると、次のようになります。
| 利用シーン | 活用例 |
|---|---|
| 旅行・散歩 | 目線に近い写真や動画を撮影 |
| 通勤・移動 | 音楽やポッドキャストを再生 |
| 通話 | ハンズフリーで音声通話 |
| 買い物 | AIに商品や目の前の物について質問 |
もちろん、撮影や通話を利用するには、対応するスマートフォンやアプリ、通信環境などが必要になる場合があります。
すべての機能がメガネ単体で動作するわけではありません。
翻訳や日常生活のサポート機能
AIスマートグラスの活用方法として期待されているのが、翻訳や日常生活のサポートです。
Metaは、AIグラスを通じて会話のライブ翻訳や周囲の情報に関する質問などを支援する機能を紹介しています。
海外旅行で外国語の会話を理解したいときや、目の前の案内表示について知りたいときなど、さまざまな場面での活用が考えられます。
ただし、翻訳できる言語や利用できる国、AI機能の提供状況は製品やソフトウェアによって異なります。
特に日本国内では、海外で利用できる機能がそのまま使えるとは限らないため、購入前に対応言語や対応地域を確認しておきましょう。
AIスマートグラスの選び方と購入前の注意点
新型モデルが続々と登場すると、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
購入前には、価格だけでなく、普段の使い方や装着感、対応機能もチェックしておきたいところです。
価格とバッテリー、装着感を確認
まず確認したいのが、価格とバッテリー駆動時間です。
Ray-Ban Meta(Gen 3)は日本で78,980円(税込)から販売されています。
一方、Ray-Ban Meta Audioは米国349ドルからで、日本での発売は2027年予定です。
また、AIグラスは長時間身に着けることを想定した製品なので、重さやフレームの形状も重要です。
度付きレンズを利用する人は、対応するレンズの種類や追加費用についても確認しておくと安心です。
日本語対応・国内販売・度付きレンズの確認
海外で話題になっているAIグラスでも、日本国内では一部の機能が利用できない場合があります。
購入前には、次のポイントをチェックしましょう。
- 日本で正式に販売されているモデルか
- 日本語の音声操作やAI機能に対応しているか
- 自分のスマートフォンと接続できるか
- 度付きレンズや調光レンズに対応しているか
MetaはAIグラスの販売地域を拡大していますが、製品ごとに対応する国や機能は異なります。
特に新製品の場合、海外での発売情報と日本での発売情報を混同しないように注意しましょう。
カメラ搭載モデルのプライバシー問題
カメラを搭載したスマートグラスを使ううえで、気を付けたいのがプライバシーです。
ハンズフリーで撮影できるのは便利ですが、周囲の人が撮影されていることに気づきにくい場面も考えられます。
Metaは、写真や動画の撮影中であることを周囲に知らせるためのLEDライトを搭載しています。
とはいえ、LEDがあるからといって、どこでも自由に撮影してよいわけではありません。
職場や学校、店舗などでは撮影ルールを確認し、他人を撮影する場合には相手のプライバシーに配慮することが大切です。
AIスマートグラスの新型に関するよくある質問
日本で買える新型モデルは?
2026年9月26日時点では、Ray-Ban Meta(Gen 3)が日本で販売されています。
価格は78,980円(税込)からです。
Ray-Ban Meta Audioは2027年に日本展開予定で、Meta VR Glassesは2027年春の発売予定ですが、日本での価格は未発表です。
新型の価格はいくら?
Ray-Ban Meta(Gen 3)は78,980円(税込)から、Ray-Ban Meta Audioは米国349ドルから、Meta VR Glassesは米国1,299.99ドルです。
海外価格が発表されている製品については、国内価格が正式に発表されるまで、単純な円換算で購入予算を決めないようにしましょう。
スマートフォンなしでも使える?
AIスマートグラスは、製品や機能によってスマートフォンとの連携が必要です。
Ray-Ban Metaでは、MetaアカウントやMeta AIアプリ、対応するスマートフォン、ワイヤレスインターネット接続が必要とされています。
そのため、購入前には対応するスマートフォンのOSやアプリの要件を確認しておくことをおすすめします。
まとめ|AIスマートグラスの新型は用途と発売時期を確認しよう
2026年9月のMeta Connectでは、AIスマートグラスの新しい選択肢が発表されました。
今回のポイントを振り返ると、次のとおりです。
- Ray-Ban Meta(Gen 3)は、日本で78,980円(税込)から販売中。
- Ray-Ban Meta Audioは、音楽や通話を重視する人向けで、日本展開は2027年予定。
- Meta VR Glassesは、仮想画面や映像体験を重視した製品で、2027年春の発売予定。
これからAIがメガネにどのように溶け込んでいくのか、今後の新製品や日本向け機能の発表にも注目です。
【出典】

