GW(ゴールデンウィーク)は北海道旅行のベストシーズンの一つですが、人気観光地はどうしても混雑してしまいがち。でも、せっかくの休みなら、人混みを避けてのんびりと自然を満喫したいですよね?
そこで今回は、北海道の大自然を存分に楽しめる穴場の旅行先5選をご紹介します!美しい湖や秘境の温泉、絶景のトレッキングコースなど、GWだからこそ訪れたい静かで魅力的なスポットを厳選しました。どこもアクセスが少し不便な分、観光客が少なく、GWでもゆったりと過ごせる場所ばかりです。
人混みを避けつつ、絶景と癒しの時間を楽しめる旅に出かけてみませんか?
秘境の湖「然別湖」で大自然を満喫
然別湖とは?北海道で唯一の自然湖
然別湖(しかりべつこ)は、北海道十勝地方の大雪山国立公園内にある湖で、標高約810mの場所に位置する北海道で唯一の自然湖です。周囲を原生林に囲まれた静かな湖で、観光地化されすぎていないため、GWでも人混みを避けてゆっくり楽しめます。
湖の透明度が高く、晴れた日には美しい青色をたたえることから「神秘の湖」とも呼ばれています。冬には湖面が全面凍結し、氷上に「然別湖コタン」と呼ばれる氷の村ができることで有名ですが、春の然別湖もまた別の魅力を持っています。雪解けが進み、新緑が芽吹くこの時期は、まさに静かな自然を堪能するのにぴったりのシーズンです。
然別湖には遊覧船もあり、湖の中央に浮かぶ小さな島「弁天島」や湖の神秘的な風景を間近で楽しむことができます。また、湖畔には天然温泉が湧き出しており、秘湯好きにはたまらないスポットです。特に「然別湖温泉風水泉」は、湖のほとりで大自然を感じながら入浴できる貴重な体験ができます。
然別湖はアクセスがやや不便なため、観光客が比較的少なく、GWでも混雑を気にせず過ごせるのが魅力です。車で行く場合、帯広市内から約1時間半で到着します。大自然の中で静かに過ごしたい人にはぴったりの穴場スポットです。
カヌーやSUPで湖上アクティビティを楽しむ
然別湖は、北海道の中でも特に透明度が高い湖のひとつであり、湖上アクティビティを楽しむのに最適な場所です。GWの時期には、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)を体験できるツアーが開催されており、湖の静けさを満喫しながら、大自然の中でリラックスすることができます。
カヌーやSUPの魅力は、エンジン音のない環境で、自然の音をじっくり楽しめること。風に揺れる木々の音や鳥のさえずり、水面を漕ぐパドルの音だけが響く中、湖の上をゆったりと進む時間は、日常を忘れさせてくれます。特に朝の時間帯は風が穏やかで、水面が鏡のように静かになるため、美しい湖面に映る景色を楽しめます。
また、カヌーツアーでは、湖の奥にある「幻の滝」と呼ばれる隠れた滝を訪れることもできます。この滝は、雪解け水が流れ込む春限定の景色で、GWの時期はまさに見ごろ。ボートを進めながら、ここでしか見られない絶景を堪能できます。
SUPは初心者でも楽しめるアクティビティで、ツアーガイドが丁寧にレクチャーしてくれるため、初めての人でも安心です。ボードの上に座ってのんびり景色を楽しんだり、少し慣れてきたら立ち上がって水面を滑るように進んだりと、自分のペースで楽しめます。
ツアーは事前予約が必要な場合が多いので、GWに訪れる予定の方は早めにチェックしておくのがおすすめです。湖上アクティビティを通じて、然別湖の美しさを存分に味わいましょう。
原生林の中を散策!野生動物との出会いも
然別湖の周囲には、手つかずの自然が残る原生林が広がっており、散策するだけでも北海道の大自然を満喫できます。特にGWの時期は、新緑が芽吹き始めるタイミングで、木々の若葉が美しく、心地よい春の空気を感じることができます。
湖の周辺にはいくつかのハイキングコースが整備されており、初心者でも気軽に歩けるルートが多いのが特徴です。中でも「然別湖畔散策コース」は、湖畔を歩きながら静かな景色を楽しめる人気のコース。約1時間ほどで一周できるため、アクティブに動きたい人にもぴったりです。
また、然別湖周辺は野生動物の宝庫でもあります。運が良ければ、エゾシカやキタキツネ、エゾリスなどに出会えることも。春は動物たちの活動が活発になる時期なので、散策中に自然の中での出会いを楽しめるチャンスが増えます。
バードウォッチングが好きな人には、湖畔の森に生息するさまざまな野鳥を観察するのもおすすめです。特に、オオアカゲラやシマエナガといった北海道ならではの鳥たちが見られることもあります。双眼鏡を持参すれば、より細かく鳥たちの姿を楽しむことができるでしょう。
森の中には静かなベンチや展望台も点在しており、途中で休憩しながらゆっくりと自然を堪能できます。都会の喧騒から離れ、心からリフレッシュできる時間を過ごしましょう。
湖畔温泉で癒やしのひとときを過ごす
然別湖には、湖畔にある温泉宿「然別湖温泉ホテル風水」があり、大自然に囲まれた中で温泉を楽しむことができます。この温泉は、湖を眺めながら入浴できる絶景風呂が魅力。朝風呂では、朝日が湖面に反射する幻想的な景色を楽しめます。
泉質は単純温泉で、肌に優しく体の芯から温まるため、散策やアクティビティで疲れた体を癒やすのにぴったりです。日帰り入浴も可能なので、観光の合間に立ち寄るのもおすすめ。
また、然別湖周辺には、野趣あふれる「湖上の露天風呂」もあり、湖の水位によって湯船の大きさが変わるユニークな温泉体験ができます。GWの時期は気温がまだ低めなので、温泉の温もりが心地よいでしょう。
大自然の中で、静かな湖を眺めながら温泉に浸かる贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
次のスポット「礼文島」について続けて書いていきますね!
日本最北端の春「礼文島」で花咲くトレッキング
礼文島の春は花の楽園!高山植物が咲き誇る
礼文島(れぶんとう)は北海道の最北端に位置する島で、”花の浮島”と呼ばれるほど豊かな高山植物が自生しています。通常、高山植物は標高が高い場所でしか見られませんが、礼文島では標高の低い海岸線沿いにも咲き誇ります。特にGWの時期は、色とりどりの花々が咲き始める季節で、春の訪れを感じるには最適な場所です。
この時期に見られる代表的な花として、エゾノハクサンイチゲ、レブンアツモリソウ、レブンウスユキソウなどがあります。特にレブンアツモリソウは、礼文島でしか見ることができない希少な花で、6月頃が見ごろですが、GWの時期にも少しずつ咲き始めます。
また、礼文島は「花の100名山」にも選ばれており、島全体がまるで天然の植物園のような雰囲気です。道内でも他ではなかなか見ることができない花々を楽しめるため、植物好きやハイキング愛好者にはたまらない場所となっています。
GWは北海道の他の観光地と比べるとまだ訪れる人が少ないため、混雑を避けながらゆっくりと花々を楽しむことができます。まるで別世界に来たような感覚を味わえる礼文島で、春の花々に囲まれた特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
絶景トレイル「桃岩展望台コース」を歩く
礼文島にはいくつものトレッキングコースが整備されており、その中でも特に人気なのが「桃岩展望台コース」です。このコースは約3.5kmのルートで、初心者でも無理なく歩ける距離になっています。
コースの最大の見どころは、桃の形をした巨大な岩「桃岩」と、その周辺に広がる色とりどりの高山植物です。桃岩展望台まで登ると、目の前には青く広がる日本海と、稚内方面に浮かぶ利尻富士の壮大な景色が広がります。晴れた日には、その景色がまるで絵画のように美しく、訪れる人を魅了します。
また、道中では礼文島特有の花々を間近で見ることができます。特にGWの時期はエゾエンゴサクやシコタンソウが見ごろを迎え、可憐な花々が遊歩道の脇を彩ります。風に揺れる花々を眺めながらのトレッキングは、まさに癒しの時間となるでしょう。
このコースは片道約1時間ほどの軽いハイキングなので、初心者でも安心して歩くことができます。島の自然を存分に楽しみながら、ゆっくりと春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?
地元グルメ!新鮮なウニやホッケを味わう
礼文島に来たら、ぜひ味わいたいのが新鮮な海の幸です。特に、礼文島のウニは絶品で、甘みが強く濃厚な味わいが特徴です。礼文島のウニ漁は5月頃から本格的に始まるため、GWはまさに旬の時期。地元の食堂や市場では、採れたてのウニをたっぷりと乗せた「ウニ丼」を楽しむことができます。
また、礼文島はホッケの名産地でもあります。焼きホッケはもちろん、ホッケの刺身やフライも絶品で、島ならではの新鮮な味わいを堪能できます。特に、地元の食堂「海鮮処かふか」や「炉ばた ちどり」では、獲れたての海産物をリーズナブルな価格で味わえるため、訪れる際にはぜひチェックしてみてください。
さらに、礼文島ならではの特産品として「礼文昆布」も有名です。昆布を使った料理やスープも絶品で、お土産としても人気があります。海の恵みを存分に味わいながら、贅沢な食の時間を楽しみましょう。
人の少ない秘境「スコトン岬」で静かな時間を
礼文島の最北端に位置する「スコトン岬」は、観光地としての知名度は高いものの、訪れる人が比較的少なく、静かに過ごせる穴場スポットです。岬からは、晴れた日にはさらに北にある無人島「トド島」を望むことができ、日本の最果てを感じられる絶景が広がります。
この場所は、風が強く吹くことが多いため、防風ジャケットなどの準備をして訪れるのがベスト。岬には「スコトン岬展望台」もあり、周囲の壮大な海の景色を一望できます。観光客が多い夏とは違い、GWの時期は人が少なく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、スコトン岬周辺には野生のアザラシが生息していることもあり、運が良ければ海面に浮かぶアザラシの姿を観察できることも。日本とは思えないような大自然の景色に囲まれながら、のんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
船で行く非日常体験!アクセス方法と旅のポイント
礼文島へは、北海道本土の稚内からフェリーでアクセスします。稚内港から礼文島の香深(かふか)港までは約2時間ほどの船旅。フェリーの中では売店や展望デッキがあり、移動時間も快適に過ごせます。GWの時期は観光客が少ないため、フェリーの混雑も比較的穏やかです。
島内の移動はレンタカーやレンタサイクルを利用するのがおすすめですが、主要な観光スポットを巡る路線バスも運行しているため、公共交通機関を利用するのも便利です。
宿泊は、香深港周辺にあるホテルや民宿がおすすめ。中でも「礼文島温泉うすゆきの湯」は、島では貴重な温泉施設で、旅の疲れを癒やすのにぴったりのスポットです。
非日常を味わえる礼文島で、花と絶景に囲まれた贅沢なGWを過ごしてみませんか?
次は「洞爺湖の隠れた魅力『月浦エリア』散策」について書いていきます!
洞爺湖の隠れた魅力「月浦エリア」散策
月浦ってどんなところ?観光地化されていない穴場
洞爺湖といえば、温泉街や「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」などが有名ですが、実はその賑やかなエリアから少し離れた場所に、静かで落ち着いた「月浦(つきうら)」という地域があります。月浦は、洞爺湖の北側に位置し、観光客の多い温泉街とは異なり、自然に囲まれたのどかなエリア。人混みを避けてゆったり過ごしたい人にはぴったりの穴場スポットです。
月浦の魅力は、その静けさと手つかずの自然。湖畔沿いには小さな牧場や果樹園が点在し、地元の人々がのんびりと暮らす穏やかな風景が広がります。また、洞爺湖の透明度が高く、月浦周辺では特に水が澄んでいるため、湖の美しさを存分に堪能できます。
月浦エリアは観光地化が進んでいないため、派手なアトラクションや大型のホテルはありません。しかし、その分、湖畔を静かに歩いたり、地元のカフェやワイナリーを巡ったりと、リラックスできる過ごし方ができるのが魅力です。
GWの時期は、周囲の山々が新緑に包まれ、爽やかな風が吹く最高のシーズン。喧騒から離れた月浦で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
静かな湖畔でのんびり散歩&サイクリング
月浦エリアは、洞爺湖の湖畔に沿って美しい散歩道が整備されており、静かな湖を眺めながらゆっくりと歩くことができます。湖畔のベンチに腰掛け、波の音を聞きながら読書をしたり、ただぼんやりと湖を眺めたりするだけでも、心が癒される場所です。
また、このエリアはサイクリングにも最適。洞爺湖の周辺には約37kmのサイクリングロードが整備されており、湖畔沿いを爽快に走ることができます。特に月浦周辺は交通量が少なく、自然を存分に感じながら走ることができるので、初心者でも安心です。
レンタサイクルは洞爺湖温泉街で借りることができ、電動アシスト付きの自転車もあるため、坂道があっても快適に走れます。湖畔の風を感じながら、のんびりとサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
隠れ家的カフェ&地元ワイナリー巡り
月浦エリアには、観光客が少ないために知る人ぞ知る隠れ家的なカフェやワイナリーが点在しています。
特におすすめなのが、「月浦ワイナリー」。ここでは、地元で育てたぶどうを使ったワインを醸造しており、自然派ワインの魅力を存分に味わえます。ワイナリーでは試飲も可能で、月浦の風土が生み出すフルーティーな味わいのワインを堪能できます。ワイン好きな人にはたまらないスポットです。
また、月浦にはおしゃれなカフェもいくつかあり、地元の食材を使った手作りスイーツやコーヒーを楽しめます。例えば、「café Lake Toya」は、湖畔に面した静かなカフェで、美しい景色を眺めながらゆったりと過ごすことができます。テラス席で湖を眺めながら飲むコーヒーは、まさに至福のひととき。
観光地化されていないからこそ、地元の人々の温かさを感じながら、のんびりとした時間を過ごせるのが月浦の魅力です。
月浦温泉でゆったり過ごすリラックス旅
月浦エリアには、知る人ぞ知る温泉宿が点在しており、静かな環境の中で温泉を楽しむことができます。
例えば、「月浦温泉 いこいの湯」は、源泉かけ流しの天然温泉が楽しめる小さな温泉施設。洞爺湖を眺めながらゆったりと湯に浸かることができ、心も体も癒される時間を過ごせます。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しく、湯上がりはしっとりとした感触が残るのが特徴です。
また、日帰り温泉として利用できる施設もあるため、サイクリングや散策の後に温泉で汗を流すのもおすすめ。GWはまだ北海道の気温が低い日もあるため、温泉に入ることで体の芯から温まることができます。
観光客の多い洞爺湖温泉街とは違い、静かな環境で温泉を楽しめるのが月浦の魅力。心ゆくまでリラックスしてみてはいかがでしょうか?
洞爺湖ロングラン花火大会を特等席で楽しむ
洞爺湖では、GWの時期に「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されます。この花火大会は4月末から10月末までの約半年間、毎晩開催されるという全国的にも珍しいイベントです。
通常、観光客は洞爺湖温泉街の湖畔から花火を観賞しますが、月浦エリアは人が少なく、静かな環境で花火を楽しめる穴場スポット。湖畔沿いのベンチに座って、目の前に打ち上がる花火をのんびり眺めることができます。
また、月浦の宿泊施設によっては、部屋の窓から花火を楽しめるところもあるため、混雑を避けつつ贅沢な時間を過ごすことが可能です。夜空に打ち上がる花火と、それが湖面に映る幻想的な光景は、まさに月浦ならではの楽しみ方です。
GWに洞爺湖を訪れるなら、観光客で賑わう温泉街ではなく、静かで落ち着いた月浦エリアで花火を楽しむのもおすすめです。
次は「まだ間に合う!『十勝岳温泉』で雪景色と春の絶景」について書いていきます!
まだ間に合う!「十勝岳温泉」で雪景色と春の絶景
GWでも雪が残る!標高1,200mの温泉郷
十勝岳温泉(とかちだけおんせん)は、北海道の大雪山系・十勝岳の中腹にある秘湯で、標高約1,200mという高地に位置することから「北海道で最も標高の高い温泉」として知られています。GWの時期でも山頂付近には雪が残り、美しい雪景色と春の新緑を同時に楽しめる貴重な場所です。
この温泉の魅力は、何と言ってもその絶景。晴れた日には、遠くに広がる十勝平野や大雪山系の雄大な山並みを一望でき、まるで雲の上にいるような感覚を味わえます。
十勝岳温泉はアクセスがやや不便なため、観光客が少なく、GWの混雑を避けたい人にはぴったりの穴場スポット。旭川市内から車で約1時間、美瑛町からは約40分と比較的近く、ドライブを楽しみながら訪れるのもおすすめです。
GWはまだ北海道の山岳地帯では肌寒い日が多いため、防寒着を持参すると快適に過ごせます。雪解けの季節ならではの、幻想的な風景を楽しみながら、温泉に浸かる贅沢な時間を満喫しましょう。
露天風呂から見る壮大な十勝岳連峰の眺め
十勝岳温泉の一番の魅力は、何といっても「露天風呂からの絶景」です。標高1,200mの高地に位置するため、温泉に浸かりながら十勝岳連峰や遠くの十勝平野を一望できる、まさに絶景温泉の極み。
このエリアにはいくつかの温泉宿がありますが、中でも「凌雲閣(りょううんかく)」は、露天風呂からの眺めが格別。湯船に浸かりながら目の前に広がる壮大な景色を楽しむことができます。泉質は酸性硫黄泉で、白濁したお湯が特徴。肌をなめらかにする美肌効果も期待できます。
また、十勝岳温泉の温泉は「源泉かけ流し」で、加水・加温をしていない天然の湯を楽しめるのも大きな魅力。湯温はやや高めですが、山の冷たい空気と相まって、じっくりと体の芯まで温まることができます。
GWの時期でも、運が良ければ雪景色を眺めながらの雪見風呂を楽しめることも。春と冬が同時に感じられる贅沢な温泉体験を味わってみませんか?
大自然の中で楽しむトレッキングコース紹介
十勝岳温泉は、温泉だけでなく、周辺の大自然を楽しめるトレッキングスポットとしても人気があります。特にGWの時期は、雪解けとともに春の訪れを感じられる絶好のタイミング。標高が高いため、まだ雪が残る登山道もありますが、比較的歩きやすいコースもあるので、初心者でも気軽に楽しめます。
おすすめのトレッキングコースは以下の通りです。
コース名 | 所要時間 | 特徴 |
---|---|---|
望岳台コース | 約1時間 | 絶景スポット望岳台までの短いコース。雪解けの風景を楽しめる。 |
美瑛岳コース | 約5時間 | 美瑛岳山頂を目指す本格的な登山ルート。途中の眺めが最高。 |
十勝岳山頂コース | 約6時間 | 十勝岳の山頂へ向かうルート。GWはまだ積雪があるため経験者向け。 |
初心者には「望岳台コース」がおすすめ。ここは駐車場から約20分ほど歩くだけで、眼前に十勝岳を望む絶景が広がるスポットです。途中の道は整備されているため、スニーカーでも歩くことができます。
本格的な登山を楽しみたい方は「美瑛岳コース」や「十勝岳山頂コース」に挑戦するのも良いでしょう。ただし、GWの時期はまだ雪が残ることがあるため、アイゼン(滑り止め付きの靴)や防寒対策をしっかり行うことが大切です。
大自然の中で、爽やかな春の空気を感じながらトレッキングを楽しんでみませんか?
美瑛・富良野へのアクセスも抜群!寄り道スポット
十勝岳温泉は、美瑛町や富良野市からも近く、温泉を楽しんだ後に周辺の観光スポットを巡るのもおすすめです。特にGWの時期は、美瑛や富良野の景色が春らしく色づき始め、爽やかなドライブを楽しむには最高のシーズンです。
おすすめの寄り道スポット
- 青い池(美瑛):美瑛町にある神秘的な青い池。GWの時期は雪解け水が流れ込み、美しい青色が映える。
- 四季彩の丘(美瑛):広大な丘にカラフルな花畑が広がる観光スポット。GWの時期はチューリップが見ごろ。
- ファーム富田(富良野):ラベンダーで有名な農園。GWはまだラベンダーの時期ではないが、温室で鑑賞可能。
温泉と自然、美しい景色をセットで楽しめるのが十勝岳温泉の魅力。GWに訪れるなら、ぜひ周辺の観光スポットも巡ってみてください。
おすすめの温泉宿&秘湯体験ができる場所
十勝岳温泉には、温泉を楽しめる宿泊施設がいくつかあります。その中でもおすすめの宿を紹介します。
宿泊施設 | 特徴 |
---|---|
凌雲閣 | 十勝岳温泉で最も標高が高い宿。絶景露天風呂が人気。 |
カミホロ荘 | 静かな環境でゆったり過ごせる。食事の評判も高い。 |
白金温泉郷 | 少し離れた場所にあるが、美瑛観光とセットで楽しめる。 |
どの宿も、源泉かけ流しの天然温泉が魅力。GWの混雑を避け、静かに温泉を楽しみたい人にはぴったりの場所です。
北海道の大自然の中で、温泉とトレッキングを満喫する贅沢なGWを過ごしてみてはいかがでしょうか?
次は「北海道の青の絶景『神の子池』で神秘体験」について書いていきます!
北海道の青の絶景「神の子池」で神秘体験
神の子池とは?驚くほど透明な青い池の秘密
「神の子池(かみのこいけ)」は、北海道の東部・清里町にある神秘的な池で、驚くほど透明度の高い青い水をたたえています。その美しさから「北海道の秘境」とも呼ばれ、多くの写真愛好家や自然好きの人々を魅了してきました。
池の名前の由来は、すぐ近くにある摩周湖(ましゅうこ)の伏流水が湧き出していることから「摩周湖の神の子」として名付けられたと言われています。実際に、神の子池の水は地下から湧き出しているため、どんなに晴れが続いても枯れることがなく、一年中その美しい青色を保っています。
池の水温は年間を通して約8℃と低く、そのため倒木が池に沈んでも腐らずにそのままの形を保っています。この沈んだ木々が透き通った青い水と相まって、まるで異世界のような神秘的な光景を生み出しています。
また、池にはオショロコマ(北海道の淡水魚)が生息しており、透明な水の中を悠々と泳ぐ姿を間近で見ることができます。まるで水の中を漂っているかのように見える魚たちは、神の子池の美しさをさらに引き立てています。
アクセスが少し不便なため、大型観光地ほど混雑することがなく、GWでも静かに絶景を楽しめるのが魅力です。
周辺の散策コース&おすすめ撮影スポット
神の子池周辺には、手つかずの自然が広がる散策コースがあり、池を訪れたついでに森の中をゆっくりと歩くことができます。遊歩道は整備されており、初心者でも気軽に楽しめるルートになっています。
おすすめの散策コース
コース名 | 所要時間 | 特徴 |
---|---|---|
神の子池遊歩道コース | 約30分 | 池の周囲をぐるっと回るコース。青い池をさまざまな角度から楽しめる。 |
裏摩周展望台コース | 約1時間 | 摩周湖を眺める展望台までのルート。静かな森の中を歩く癒しの時間。 |
また、神の子池はどの角度から見ても美しいですが、特におすすめの撮影スポットは「池の入り口から左側の角」。ここから撮ると、池全体が鮮やかな青に染まり、沈んだ木々とのコントラストが際立ちます。
朝の時間帯は、太陽の光がちょうど池に差し込むため、より幻想的な青色が映し出されます。写真を撮るなら、午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
摩周湖とのセット観光!効率的なルート紹介
神の子池を訪れるなら、ぜひ近くの摩周湖とセットで観光するのがおすすめです。摩周湖は、世界でもトップクラスの透明度を誇るカルデラ湖で、「霧の摩周湖」としても知られています。
摩周湖には「第一展望台」「第三展望台」「裏摩周展望台」の3つの展望台があり、神の子池に最も近いのは「裏摩周展望台」です。ここは観光客が少なく、静かに摩周湖を眺めることができる穴場スポット。
効率的な観光ルート
- 朝早くに摩周湖(裏摩周展望台)を訪れ、霧のかかる湖を堪能
- そのまま車で約20分移動し、神の子池へ
- 神の子池で絶景を楽しみながら散策
- 帰りに清里町の道の駅で地元グルメを堪能
摩周湖と神の子池は車で約20分の距離にあるため、半日で両方を巡ることができます。GWでも比較的人が少なく、混雑を避けながらゆったりと観光できるのが魅力です。
幻想的な青い世界を楽しむベストな時間帯
神の子池の美しさを最大限に楽しむためには、訪れる時間帯が重要です。特におすすめなのは、午前9時〜11時頃の時間帯。
この時間帯は、太陽がちょうど池の上に位置し、光が水面に反射して、より鮮やかな青色が浮かび上がります。また、朝早い時間は観光客も少なく、静かな雰囲気の中でゆっくりと池の神秘を感じることができます。
逆に、午後遅くなると森の影が池にかかり、青色が暗く見えることがあるため、昼過ぎまでに訪れるのがベストです。
また、雨上がりの日には、池の水がより澄んで見えることがあるため、天気が不安定な時でも訪れる価値があります。
アクセス情報&近くの立ち寄りグルメ情報
アクセス方法
神の子池は清里町にあり、最寄りの主要都市からのアクセスは以下の通りです。
- 女満別空港から車で約1時間半
- 釧路市内から車で約2時間半
- 帯広市内から車で約3時間
公共交通機関ではアクセスが難しいため、レンタカーで訪れるのが一般的です。
周辺のおすすめグルメ
神の子池を訪れた後は、清里町の道の駅「パパスランドさっつる」に立ち寄って、地元のグルメを楽しむのもおすすめ。
- オホーツク塩ラーメン:地元の海水を使った塩スープが絶品
- 鹿肉ハンバーグ:北海道ならではのジビエ料理
- 清里産じゃがいもコロッケ:ホクホクのジャガイモを使った人気メニュー
また、近くには「摩周そば」も有名なお店があり、風味豊かな十割そばを味わうことができます。
神秘的な青い池を堪能した後は、地元の美味しい料理で旅を締めくくりましょう。
まとめ
北海道のGWにおすすめの穴場旅行先5選を紹介しました。
- 然別湖(静かな湖畔と温泉を満喫)
- 礼文島(花咲くトレッキングと最北端の絶景)
- 月浦エリア(観光地化されていない静かな洞爺湖)
- 十勝岳温泉(雪景色と春の絶景を楽しむ秘湯)
- 神の子池(透明度抜群の青い池で神秘体験)
GWの混雑を避けながら、北海道の大自然をゆっくり楽しめる穴場スポットばかりです。ぜひ、次の旅行の参考にしてみてください!