最近、SNSの美容投稿でよく見かけるようになった「低彩度メイク」。
派手なカラーを使わず、肌になじむ落ち着いた色で顔全体をまとめるメイクとして注目されています。
実際、2026年の美容トレンド分析では「低彩度」の言及量が前年秋と比べて大きく増加。
2026年9月には前年秋の約16倍となり、低彩度関連の投稿が高い反応を集めていることも分かっています。
「低彩度って結局どんなメイク?」「アイシャドウは何色を選べばいい?」「イエベやブルベでも似合う?」と気になっている人も多いはず。
この記事では、低彩度メイクの意味や基本的なやり方から、アイシャドウの選び方、イエベ・ブルベ別、40代におすすめの取り入れ方、プチプラで挑戦する方法までまとめて紹介します。
低彩度メイクとは?2026年秋に注目されている理由
低彩度メイクは「色の鮮やかさを抑えた」メイク
低彩度メイクとは、簡単にいうと鮮やかすぎない、落ち着いた色を使って仕上げるメイクのことです。
たとえば、パキッとした赤やビビッドピンクを使うのではなく、
- ベージュ
- グレージュ
- ローズ
- モーヴ
- くすみオレンジ
- ブラウン
- アースカラー
など、肌になじみやすいカラーを取り入れます。
ただし、「低彩度=薄いメイク」というわけではありません。
2026年秋のミュートメイクについて、MAQUIAでは「低彩度だけどしっかりと発色する色」を使い、顔全体の色のトーンをそろえることがポイントとして紹介されています。
つまり、色を全部薄くするのではなく、色の主張を抑えながら、メイク感はきちんと残すのが低彩度メイクのポイントです。
「ナチュラルメイク」とはどう違う?
ナチュラルメイクは、ファンデーションやアイシャドウなどを薄めにして、素肌感を生かすイメージがあります。
一方、低彩度メイクは、メイクそのものを薄くする必要はありません。
アイシャドウをしっかり発色させたり、リップに深みのある色を使ったりしても、全体の色調が落ち着いていれば低彩度メイクに仕上げられます。
そのため、「ナチュラルすぎるメイクは物足りないけど、派手なメイクも避けたい」という人にも取り入れやすいトレンドです。
低彩度メイクが2026年秋に流行している理由
SNSで「低彩度」の注目度が急上昇
低彩度メイクが単なる美容業界のキーワードではなく、SNSでも注目されていることが今回のトレンドの大きなポイントです。
KEENがX上の美容関連投稿約23万件を分析したところ、低彩度に関する言及量は、2025年9~11月と2026年6~8月を比較すると4.1倍に増加しました。
さらに2026年9月の実測では、低彩度の言及率が前年秋の約16倍に。
低彩度関連投稿の平均いいね数も界隈平均の8.6倍となり、投稿数以上に大きな反応を集めています。
これは「低彩度」という言葉そのものが、今まさに美容トレンドとして広がっていることを示すデータです。
2026年秋冬のトレンドメイクとも一致
低彩度メイクが注目される背景には、秋冬のファッションやメイクトレンドもあります。
2026年秋冬のTGCでは、「つくり込みすぎていないのに垢抜けて見える」メイクがキーワードとして紹介され、キーカラーとして低彩度のアースカラーが挙げられています。
秋らしいブラウンやオレンジ、ベージュなどを使いながら、やりすぎない。
そんなバランスが今っぽいメイクにつながっています。
低彩度メイクのやり方を初心者向けに解説
ベースメイクは厚塗りしすぎない
低彩度メイクでは、目元やリップだけでなく、肌との調和も大切です。
ファンデーションを厚く塗りすぎるより、肌の質感をある程度残したほうが、落ち着いたカラーが自然になじみます。
ただし、秋冬だからといって完全なマット肌にする必要はありません。
乾燥が気になる場合は、適度なツヤ感を残しておくと、顔全体が重く見えにくくなります。
アイシャドウは肌になじむ色を選ぶ
低彩度メイクの印象を大きく左右するのがアイシャドウです。
初心者なら、まずはベージュ、グレージュ、ブラウン、ローズ系から始めると使いやすいでしょう。
ポイントは、単純に「薄い色」を選ぶのではなく、肌にのせたときに色が浮かないこと。
2026年秋のミュートカラーでも、低彩度ながら発色のあるアイシャドウが紹介されています。
チークはほんのり血色感をプラス
チークまで完全に色をなくしてしまうと、顔色が悪く見えることがあります。
そこでおすすめなのが、肌になじむローズ、ベージュ、くすみオレンジなどを薄く入れる方法です。
「チークを入れているか分からないくらい」からスタートすると、失敗しにくくなります。
リップはローズ・モーヴ・ブラウン系が使いやすい
リップは低彩度メイクのアクセントになる部分。
おすすめは、
ローズ、モーヴ、ブラウン、ベージュ、くすみオレンジ
など。
目元とリップを同じ系統の色でまとめると、顔全体に統一感が出ます。
低彩度メイクにおすすめのアイシャドウ
低彩度メイクならベージュ系が使いやすい
初めて低彩度メイクに挑戦するなら、ベージュ系アイシャドウが使いやすいでしょう。
特に肌色に近いベージュやベージュブラウンなら、目元だけが浮きにくく、普段のメイクにも取り入れやすいです。
グレージュなら大人っぽい印象に
もう少しトレンド感を出したいなら、グレージュもおすすめ。
ブラウンほど黄みが強くなく、グレーほどクールになりすぎないため、落ち着いた大人っぽい目元を作りやすいカラーです。
モーヴやローズなら血色感も残せる
「低彩度にすると顔色が悪く見えそう」という人には、モーヴやローズ系が向いています。
色味は感じられるものの、鮮やかすぎないカラーを選べば、落ち着きと血色感を両立できます。
低彩度アイシャドウはプチプラでも作れる?
プチプラならまず単色アイシャドウから試すのもおすすめ
低彩度メイクを試してみたいけれど、いきなり高価なアイシャドウを買うのはちょっと……という人もいるでしょう。
そんなときは、プチプラの単色アイシャドウやベージュ系パレットから始めるのもおすすめです。
最初からたくさんの色をそろえる必要はありません。
「ベージュ系+ブラウン系」の2色程度でも、低彩度メイクは十分作れます。
プチプラアイシャドウを選ぶときのポイント
低彩度メイク用として選ぶなら、商品名だけを見るよりも、実際の色味を確認することが大切です。
特に、
「くすみすぎていないか」
「ラメが強すぎないか」
「肌から浮かないか」
をチェックしましょう。
低彩度メイクでは、色だけでなく顔全体の調和が重要だからです。
低彩度メイクはイエベ・ブルベでどう変える?
イエベに似合いやすい低彩度カラー
イエベなら、ベージュ、ブラウン、オレンジ、キャメルなどの暖かみのあるカラーが取り入れやすいです。
ただし、イエベだからといって黄色みの強いビビッドカラーを選ぶ必要はありません。
少し彩度を落としたベージュやブラウンにすると、トレンド感のある低彩度メイクに仕上げやすくなります。
ブルベに似合いやすい低彩度カラー
ブルベなら、ローズ、モーヴ、グレージュなどが候補になります。
特にブルベの肌になじみやすいローズ系は、低彩度メイクとの相性も良好です。
2026年秋のミュートカラーについても、ブルベには赤みのあるローズ系が似合いやすいと紹介されています。
低彩度メイク×イエベ春はどうする?
イエベ春は「暗くしすぎない」のがポイント
イエベ春の場合、低彩度だからといってグレーや暗いブラウンばかり選ぶと、顔色が沈んで見えることがあります。
そこでおすすめなのが、明るさを残したベージュや柔らかなブラウン、くすみすぎないピーチ系です。
「彩度は控えめだけど、明るさは残す」と考えると選びやすくなります。
アイシャドウは明るめベージュが使いやすい
アイシャドウなら、明るいベージュをベースにして、少し深みのあるブラウンを目のキワに。
これだけでも低彩度メイクらしい目元を作れます。
全部をくすみカラーにする必要はありません。
低彩度メイク×ブルベ夏はどうする?
ブルベ夏はローズ・モーヴ・グレージュが使いやすい
ブルベ夏なら、ローズ、モーヴ、グレージュ、ラベンダー系などが候補になります。
特にブルベ夏は柔らかな色との相性が良いため、低彩度メイクを取り入れやすいタイプのひとつです。
2026年のアイシャドウ情報でも、ブルベ夏はローズピンクやラベンダーなど、寒色を含んだ柔らかなカラーが得意とされています。
透明感を意識すると今っぽく仕上がる
ブルベ夏の場合は、色を重ねすぎず、薄いローズやモーヴをふんわり広げると透明感のある仕上がりを作りやすくなります。
ラメを使う場合も、粒が大きすぎるものより、細かなパール系をポイント使いすると低彩度の雰囲気を壊しにくいでしょう。
低彩度メイク×ブルベ冬はどうする?
ブルベ冬は「深み」を残すのがポイント
ブルベ冬の場合、低彩度だからといって全部を淡い色にしてしまうと、顔立ちのコントラストが弱くなってしまうことがあります。
そこで、モーヴ、プラム、深みのあるローズ、グレーブラウンなどを取り入れるのがおすすめです。
アイメイクの一部に深い色を使う
アイホール全体は柔らかなカラーにして、目のキワだけ少し深い色を使う方法もあります。
「全部を淡く」ではなく、低彩度の中に少しだけ深みを入れるのがポイントです。
低彩度メイクは40代にもおすすめ?
40代は「くすませすぎない」ことがポイント
低彩度メイクは若い世代だけのトレンドというわけではありません。
むしろ、派手な色を使わず、肌になじむ色でまとめるスタイルは、大人の普段メイクにも取り入れやすいでしょう。
ただし40代の場合、低彩度を意識しすぎて、ベースからアイメイク、チークまで全部をくすみカラーにすると、疲れて見えることがあります。
そこで大切なのが、「彩度は抑えても、血色感やツヤは残す」ことです。
40代のアイシャドウはグレージュ・ローズ系が使いやすい
40代の低彩度メイクなら、グレージュやローズブラウン、柔らかなベージュなどが使いやすいでしょう。
目元に自然な陰影を作りながら、派手になりすぎないのが魅力です。
また、2026年秋の美容トレンドでは、ベースメイクについても「素肌っぽさ」や乾燥対策との両立が重視されています。
40代はツヤを完全になくさない
「低彩度=マット」と考える必要はありません。
むしろ40代なら、肌に適度なツヤを残したほうが自然に見える場合があります。
目元も大粒ラメをたくさん使う必要はありませんが、細かなパールなどを少量使うと、重たくなりすぎません。
低彩度メイクで失敗しない3つのポイント
1.全部の色を薄くしすぎない
低彩度メイクでありがちな失敗が、「低彩度=薄い色」と考えてしまうこと。
大切なのは色の鮮やかさを抑えることであって、すべてを薄くすることではありません。
2.肌までくすませすぎない
アイシャドウやリップをくすみカラーにするなら、肌は明るさを残すなど、どこかに抜け感を作りましょう。
特に秋冬は乾燥によって肌がくすんで見えることもあるので、ベースメイクまで重くしすぎないのがおすすめです。
3.顔全体の色のトーンをそろえる
低彩度メイクの最大のポイントは、「統一感」です。
たとえば、目元がグレージュなのに、チークだけ鮮やかなピンク、リップだけ真っ赤という組み合わせでは、低彩度の雰囲気が弱くなります。
アイシャドウ、チーク、リップを同じ方向の色味でそろえるだけでも、ぐっと今っぽくなります。
低彩度メイクと韓国メイクの関係は?
「ミュートメイク」とも相性がいい
低彩度メイクを調べていると、「ミュートメイク」という言葉もよく登場します。
2026年秋のメイク情報でも、ミュートメイクは低彩度でありながら、しっかり発色する色を使って顔全体のトーンを調和させるメイクとして紹介されています。
そのため、低彩度メイクとミュートメイクはかなり近い考え方として捉えることができます。
「薄いメイク」ではなく「調和したメイク」がポイント
ここでも重要なのが、ただ薄くするだけではないということ。
色のトーンをそろえながら、必要なところにはしっかり色を入れる。
これが低彩度メイクを今っぽく見せるコツです。
2026年秋は低彩度メイクが本命トレンド?
SNSデータでも注目度が上昇
2026年の低彩度メイクは、単に美容メディアが取り上げているだけではありません。
先ほど紹介したKEENの調査では、2026年9月の低彩度関連投稿が前年秋の約16倍まで増加。
さらに低彩度関連投稿は、投稿数では界隈全体の1.1%だった一方、インプレッションでは6.0%を占めました。
つまり、投稿数以上にユーザーから反応を集めているトレンドといえます。
秋冬ファッションとも合わせやすい
低彩度メイクの魅力は、洋服との合わせやすさにもあります。
ブラウン、ベージュ、カーキ、オレンジなど、秋冬ファッションで使いやすいカラーと相性が良いため、季節感のあるコーディネートにも合わせやすいでしょう。
TGCの2026年秋冬トレンドでも低彩度のアースカラーがキーカラーとして紹介されているため、メイクとファッションの両方から低彩度が注目されているのもポイントです。
まとめ|低彩度メイクは2026年秋の注目トレンド
2026年秋に注目されている低彩度メイクは、単純に薄い色を使ったナチュラルメイクではありません。
ポイントは、鮮やかすぎないカラーを使い、アイシャドウ・チーク・リップなど顔全体の色のトーンをそろえることです。
「派手なメイクは苦手だけど、普通のナチュラルメイクでは少し物足りない」という人は、この秋、低彩度メイクを取り入れてみるのもよさそうです。
【出典】

