「今年の夏、赤ちゃんにはどんな服を着せたらいいんだろう?」そんな疑問を持つママ・パパも多いはず。赤ちゃんは体温調節がまだうまくできないので、夏服の選び方や着せ方にはちょっとしたコツが必要です。本記事では、素材の選び方から月齢別の服装、おすすめブランドやお手入れ法まで、赤ちゃんの夏を快適に過ごすための情報をぎゅっとまとめました。読めばすぐに「今年のベビー夏コーデ」が決まる、完全ガイドです!
夏の赤ちゃんにぴったりな素材とは?通気性・吸水性で選ぶポイント
コットンが王道!その理由とは?
コットン(綿)は、赤ちゃんの夏服に最もよく使われる素材です。その理由は、通気性・吸湿性・肌ざわりの良さという三拍子が揃っているから。赤ちゃんは大人よりも体温が高く、汗をかきやすいため、服の素材はとても大切です。コットンは汗をしっかり吸い取り、かつ乾きやすいので、肌が蒸れてかぶれたりするのを防いでくれます。
また、天然素材で肌にやさしい点も見逃せません。赤ちゃんの肌はとても薄くデリケートなので、化学繊維が多い服を着せると、チクチクしたり、かゆみを感じたりすることがあります。その点、コットンは刺激が少なく安心です。
夏服としては「100%コットン」と表示されているものがおすすめ。特に「オーガニックコットン」と記載されたものは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた綿を使用しており、より安全性が高いとされています。もちろん、肌トラブルを起こしやすい敏感な赤ちゃんには最適です。
一点だけ注意したいのは、コットンはしわになりやすいという点。ただし、赤ちゃんの服は柔らかく小さいので、軽くたたむだけでもOKですし、多少のしわは赤ちゃん自身も気にならないので神経質になる必要はありません。
総じて、赤ちゃんの夏服にはコットンが非常に適しており、迷ったらまずはコットンを選ぶのが間違いありません。
ガーゼ素材の魅力と注意点
ガーゼ素材もまた、夏の赤ちゃんにぴったりの素材です。特に「ダブルガーゼ」や「トリプルガーゼ」といった多重構造のものは、ふんわりとした肌ざわりで通気性も抜群。汗をよく吸い取り、蒸れにくいため、汗っかきな赤ちゃんにはとても快適です。
ガーゼのもう一つの魅力は、洗うたびに柔らかくなり、赤ちゃんの肌にどんどん馴染んでくること。最初はややシャリっとしていても、数回洗うとふわふわになります。さらに軽いので、赤ちゃんが動きやすいというのもポイントです。
ただし、注意したいのは耐久性。ガーゼは繊細な織り方をしているため、洗濯を繰り返すとほつれたり破れやすくなることも。また、乾燥機を使うと縮みやすいため、基本は自然乾燥がおすすめです。
もう一点、汗をたくさんかいたときに服が濡れて冷たく感じることがあります。そのため、ガーゼ素材の服を着せるときは、予備の着替えを多めに用意しておくと安心です。
日中の活動時はもちろん、夜の寝巻きとしても重宝するのがガーゼの夏服。赤ちゃんの肌を優しく包み込むような着心地は、親としても安心感がありますね。
メッシュ素材は暑がりベビーの味方
夏の暑さがピークを迎えると、通常の綿素材でも「暑そう…」と感じることがありますよね。そんなとき頼りになるのがメッシュ素材です。通気性が非常に高く、風通しがよいため、体温調節がまだうまくできない赤ちゃんでも快適に過ごせます。
特に、背中やわきの下に汗をかきやすい赤ちゃんには、部分的にメッシュが使われたインナーやロンパースがおすすめです。汗をすばやく発散してくれるので、あせも予防にも効果的です。
ただし、メッシュ素材はその構造上、少しごわつくことがあります。デリケートな肌の赤ちゃんには、直接肌に当たる部分が柔らかいかをチェックしましょう。また、摩擦による刺激を感じる子もいるので、実際に触れてみて肌ざわりを確認することが大切です。
最近では「エアリズム(ユニクロ)」など、機能性に優れたメッシュインナーも登場しており、薄くて涼しいのに吸汗速乾性もバッチリ。真夏の室内でも屋外でも快適に使えるので、数枚用意しておくと便利です。
吸水速乾素材のメリットと注意点
赤ちゃんが汗をたくさんかいたとき、吸収した汗がすぐに乾いてくれると、肌が蒸れにくく快適に過ごせます。そんなニーズに応えてくれるのが、吸水速乾素材です。スポーツウェアにも使われるポリエステルベースの素材が多く、速乾性に優れているのが特長です。
これらの素材は軽くて乾きやすいので、洗濯後もすぐに乾くというメリットもあります。毎日洗濯が必要なベビー服にとって、乾きやすさは重要なポイントです。また、冷房が効いた室内でも汗で冷えることが少ないため、温度差のある環境下でも赤ちゃんの体温を守る効果が期待できます。
一方で、ポリエステル系の速乾素材は、肌ざわりがやや人工的に感じられることもあります。特に敏感肌の赤ちゃんには注意が必要です。できればインナーは綿素材で、その上に速乾素材を重ねるといった工夫をすると、より快適に過ごせます。
また、吸水速乾素材の服を選ぶときは、「ベビー用」と明記されているものを選びましょう。大人用の素材は赤ちゃんの肌には刺激が強すぎる場合があります。
敏感肌の赤ちゃんに優しい素材とは
赤ちゃんの肌はとても敏感で、ちょっとした刺激でも赤みが出たり湿疹ができたりします。特に夏は汗や湿気、紫外線など刺激が多く、肌トラブルも起きやすい季節。だからこそ、素材選びは慎重に行いたいですね。
敏感肌の赤ちゃんにおすすめなのは、天然素材100%のオーガニックコットンや、シルク混のやさしい素材。化学薬品の使用が少なく、柔らかくしっとりとした肌ざわりで赤ちゃんの肌を守ります。また、縫い目やタグが外側に付けられているデザインのものも、肌への刺激が少なくおすすめです。
さらに、色にも注意しましょう。カラフルなプリントや染料が使われている服は、まれにアレルギーの原因になることもあります。できれば無染色や淡色のものを選ぶと安心です。
このように、赤ちゃんの肌に直接触れる服は、素材だけでなく作りにもこだわって選びたいですね。赤ちゃんが笑顔で快適に夏を過ごせるよう、やさしい服選びを心がけましょう。
赤ちゃんの月齢別おすすめ夏服スタイル
新生児〜3ヶ月の夏服:肌着が主役
生まれて間もない新生児から3ヶ月頃の赤ちゃんは、外出も少なく、1日のほとんどを室内で過ごします。この時期の夏服選びで最も大切なのは「肌着」です。肌に直接触れる肌着が快適であることが、赤ちゃんの機嫌や睡眠の質にも直結します。
おすすめは「短肌着」や「コンビ肌着」。特に暑い時期は、1枚でも着られるような通気性の良い素材、たとえばダブルガーゼやオーガニックコットンがぴったりです。基本的には肌着1枚で過ごせる日が多いですが、冷房の効いた室内ではガーゼの薄手カーディガンなどを軽く羽織らせて温度調整しましょう。
新生児期の赤ちゃんはまだ汗腺の機能が発達しておらず、体温調節が未熟なので、汗をかいたままにしておくと肌トラブルの原因になります。こまめな着替えが必要になるため、肌着は少なくとも5〜7枚は用意しておきたいところです。
また、動きが少ないこの時期は、着脱のしやすさも重要なポイント。前開きタイプでスナップボタンが少なめのデザインだと、着替えがスムーズです。寝かせたまま着替えさせることが多いため、赤ちゃんにもママ・パパにもストレスの少ない服を選びましょう。
4〜6ヶ月の夏服:お出かけと室内の使い分け
首がすわってくる4〜6ヶ月の時期になると、お出かけの機会も少しずつ増えてきます。この時期は、室内用と外出用の服を分けて考えると便利です。室内では引き続き肌着中心でOKですが、外出時には「半袖ロンパース」や「ショートオール」などの一体型の夏服がおすすめです。
特に暑い日のベビーカーや抱っこ紐でのお出かけは、赤ちゃんにとって負担が大きいため、薄手で通気性の良い素材がマスト。ガーゼやメッシュ、エアリズムなど機能素材を取り入れると快適に過ごせます。また、汗取りパッドやUVカット帽子も用意しておくと、より安心です。
この時期の赤ちゃんは手足をバタバタ動かすのが大好き。肌が露出しすぎると冷房の風が直撃してしまうこともあるので、温度に応じてお腹を覆える「腹巻付きボディスーツ」なども重宝します。
お出かけ時は写真を撮る機会も多いので、デザイン性にもこだわりたいですね。シンプルで上品なデザインや、ちょっとした刺繍入りのロンパースなどは、見た目にも可愛く、親戚や友達にも好印象です。
7〜9ヶ月の夏服:動きやすさ重視
寝返りやずりばい、ハイハイなど、赤ちゃんの動きが活発になってくるのがこの時期です。そのため、夏服も「動きやすさ」を第一に考えて選ぶことが大切です。ボディスーツやTシャツ+ショートパンツのセットなど、上下が分かれたスタイルにもチャレンジし始めるタイミングでもあります。
特におすわりができるようになると、服の裾がめくれやすくなるため、お腹をしっかり覆えるロンパースタイプのインナーを着せておくと安心です。また、ひざを使って動く赤ちゃんには、ひざ部分に少し厚みのあるズボンや、柔らかく伸縮性のある素材のボトムスがおすすめ。
この頃になると、離乳食もスタートしているので、食べこぼしやよだれの量も増えてきます。汚れてもすぐに洗える、速乾性の高い素材の服が便利です。また、よだれかけも吸水性の良いコットン素材を選びましょう。
夏はとにかく汗をかきやすいため、着替えの回数も多くなります。1日2〜3回の着替えを想定して、服の数をそろえておくと安心ですね。
10〜12ヶ月の夏服:ファッション性もプラス
10〜12ヶ月になると、つかまり立ちや伝い歩きが始まり、赤ちゃんの表情や動きにも個性が見えてきます。この頃になると、動きやすさに加えて「見た目のおしゃれさ」も服選びのポイントに加わってきます。
Tシャツやチュニック、ハーフパンツ、ワンピースなど、大人顔負けのデザインの夏服が増えるのもこの時期。記念写真や家族のお出かけなどでは、デザイン性の高いアイテムを取り入れても楽しめます。
とはいえ、まだまだよく動き、汗をかきやすい時期なので、素材はしっかり吟味すること。吸湿性や速乾性、柔らかさのある服を選ぶのが基本です。また、お腹が出にくい設計や、しゃがんでも背中が見えにくい丈の長さなど、動きを妨げない工夫がされているかもチェックしましょう。
さらに、帽子やサングラス、サンダルなどの小物も取り入れて、夏のコーディネートを楽しむのも◎。ただし、安全性とフィット感を必ず確認してくださいね。
1歳前後:歩き始めたら気をつけたいこと
1歳前後になると歩き始める赤ちゃんが増え、服選びもますます重要になります。まず注目したいのは「動きやすさ」と「安全性」。ボタンが多すぎたり、リボンや装飾が多い服は、転んだときにケガの原因になることもあるため、シンプルで伸縮性のある服を選びましょう。
また、立ったりしゃがんだり、よく転んだりするので、丈夫な素材のパンツや膝部分に補強があるデザインも◎。スカートやワンピースも可愛いですが、インナーにスパッツなどを合わせると安心です。
さらに注意したいのが靴。歩き始めたばかりの赤ちゃんには、柔らかくて軽いファーストシューズが必須です。服と合わせて、足元もトータルでコーディネートしてあげると、赤ちゃん自身も動きやすくなります。
汗をたくさんかくので、上下分かれた服でこまめに着替えさせるのがポイント。シャツやパンツだけの着替えで済むので、親にとっても楽になります。おしゃれを楽しみつつ、快適さを忘れない服選びがこの時期には重要です。
暑い夏でも快適に!ベビー服の着せ方と注意点
重ね着はNG?基本の着せ方ルール
夏の赤ちゃんにとって、快適な着せ方はとても大切です。よく「赤ちゃんは大人より一枚多く着せる」と言われますが、これは冬場の話。夏はむしろ、大人より一枚少ないくらいがちょうど良いこともあります。
まず基本として、室温が25〜28度程度であれば、肌着1枚か、肌着+薄手の半袖ロンパースで十分です。赤ちゃんの背中に手を入れて、汗ばんでいないか確認するのがベストな体温チェック法。もし背中がびっしょりしていれば、着せすぎか素材が合っていないかのサインです。
重ね着をすると通気性が悪くなり、汗をかいたままになってしまいがちです。汗が肌に残ると、あせもや湿疹の原因になってしまいます。夏は通気性の良い1枚でさらっと着せることが基本です。
また、お腹を冷やさないようにと腹巻きを使う家庭もありますが、夏場は汗を吸収しにくくなるので注意が必要。どうしても不安な場合は、腹巻き付き肌着やお腹がしっかり隠れるデザインを選ぶと良いでしょう。
日中はなるべく軽装で、汗をかいたらすぐに着替えさせる。そして夜は冷えすぎないように薄手のカバーオールなどを使うことで、快適な夏の1日を過ごせます。
冷房対策に必要なアイテムとは
夏は暑さ対策だけでなく、「冷房による冷え対策」もとても重要です。特にショッピングモールや病院などの冷房が効いた場所では、赤ちゃんが急に体温を奪われてしまうこともあります。
そのため、冷房対策としては「薄手の羽織りもの」や「レッグウォーマー」「スリーパー」などを活用しましょう。例えば、半袖ロンパースの上にダブルガーゼの長袖カーディガンを一枚羽織らせるだけでも、冷たい空気から守ることができます。
また、足元が冷えやすい赤ちゃんには、メッシュ素材のレッグウォーマーがおすすめ。通気性が良く、暑くなりすぎずに冷えを防げます。寝ているときには、薄手のスリーパーをかけてあげると布団を蹴ってしまっても安心です。
さらに、エアコンの設定温度も見直しましょう。赤ちゃんにとって快適な室温は26〜28度、湿度は50〜60%が目安です。扇風機やサーキュレーターで空気を循環させると、冷気が直接赤ちゃんに当たらず、温度ムラも解消できます。
お出かけ先で冷房が強い場所に入ることもあるので、外出時は必ず羽織りものを1枚持って行くのがおすすめです。
寝る時の服装、どうする?
赤ちゃんが快適に眠れるかどうかは、服装によっても大きく左右されます。特に夏は暑さと冷房の影響で、寝ている間に体が冷えたり、汗で肌がかぶれたりしやすいので、工夫が必要です。
基本的には、通気性が良くて汗を吸いやすい肌着を1枚着せるのがベース。室温が高い日なら、肌着だけでも問題ありません。気温が25度以下になるときは、ガーゼや薄手コットンのカバーオールを重ねると安心です。
冷房を使用する場合は、寝冷えを防ぐために「スリーパー」がおすすめ。ノースリーブ型で通気性もあり、布団を蹴ってもお腹や背中を冷やさずに済みます。特に背中に汗をかきやすい赤ちゃんには、汗取りパッドを背中に挟んでおくのも効果的です。
また、掛け布団やタオルケットはできるだけ軽くて薄いものを選び、顔にかからないように注意しましょう。どうしても心配な場合は、エアコンの風が直接赤ちゃんに当たらないように、風向きを上向きに設定したり、エアコンのタイマーを活用して快適な眠りをサポートしてください。
熱中症にならないための工夫
夏にもっとも気をつけたいのが「赤ちゃんの熱中症」。大人よりも体温調節が苦手な赤ちゃんは、気づかないうちに体内に熱がこもり、危険な状態になることもあります。だからこそ、服の着せ方や生活環境の工夫が必要です。
まず、服装はできるだけ薄手で、肌が呼吸できる素材を選びましょう。室内でも汗ばむようなら、こまめに服を着替えさせるのがベスト。吸水性の高いコットンやガーゼ素材が安心です。
外出時は、帽子を忘れずに。つばの広いタイプで紫外線を遮るとともに、頭部の熱がこもるのを防ぎます。また、抱っこ紐を使う場合は、赤ちゃんとの間に保冷パッドを入れると効果的です。最近ではベビーカー用の冷却シートやファン付きシートなども販売されており、上手に取り入れると熱中症予防に役立ちます。
さらに、赤ちゃんの様子を常に観察することも大切です。顔が赤くなっていたり、ぐったりしていたら要注意。水分補給も忘れず、母乳やミルク、離乳食でこまめに水分を補ってあげてください。
熱中症は予防がすべて。しっかり対策して、安心して夏を楽しみましょう。
お出かけ時の服装チェックリスト
夏に赤ちゃんを連れてお出かけする時は、服装のチェックを怠るとトラブルの元になります。外出前に次のポイントを押さえて、万全の準備をしましょう。
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服の素材は通気性が良いか?
→ ガーゼやコットン、メッシュなどで通気性を確保 -
上下のバランスは良いか?
→ 上半身は半袖、下半身はハーフパンツなどで動きやすく -
帽子はあるか?
→ UVカット機能付きが◎。特にベビーカーでは必須 -
予備の着替えはあるか?
→ 汗をかいたときや汚れたときにすぐに対応できる -
冷房対策の羽織りはあるか?
→ カーディガンやガーゼブランケットなど
この5つをチェックするだけでも、お出かけ中のトラブルを大きく減らせます。また、日差しの強い日には「UVケアウェア」や「日よけケープ」も活用すると安心です。
赤ちゃんが快適に、そして安全に夏を過ごせるよう、ちょっとした準備を心がけましょう。
2025年人気のベビー夏服ブランド&アイテム紹介
プチバトー:王道のおしゃれブランド
フランス生まれの老舗ベビーブランド「プチバトー(PETIT BATEAU)」は、シンプルで洗練されたデザインと、赤ちゃんの肌にやさしい素材選びで世界中のママたちから愛されています。2025年の夏も、着心地とデザインを両立させたアイテムが注目を集めています。
特に人気なのが、薄手のコットン素材を使った半袖ボディスーツやロンパース。首回りや股下の縫製が丁寧で、着脱もしやすく、肌トラブルも起きにくいのが特徴です。また、洗っても型崩れしにくく、何度でも着回せるのも嬉しいポイント。価格はやや高めですが、その分耐久性と品質の安心感があります。
柄は、シンプルなボーダーやパステルカラーが中心で、赤ちゃんらしい優しさと上品さを演出。夏のシリーズでは、リネン混のアイテムやオーガニック素材を使用した新作も登場し、環境にも配慮した設計となっています。
さらに、プチバトーはギフト需要にも強いブランドなので、出産祝いや夏のご挨拶などにも最適。特別な日のベビーコーデにもぴったりの一着が見つかるはずです。
ユニクロベビー:コスパ最強の定番
「安くて高品質」の代名詞といえば、やはりユニクロベビー。2025年もその勢いは止まらず、特に「エアリズムシリーズ」は夏のマストアイテムとして定番化しています。
エアリズムの肌着やボディスーツは、速乾性・通気性・伸縮性に優れていて、汗っかきな赤ちゃんでもサラサラと快適に過ごせます。夏場は1日に何回も着替えることを考えると、洗濯に強く、乾きやすいユニクロは家庭にとって強い味方です。
また、価格が非常にリーズナブルで、セール時期には500円以下で手に入ることも。デザインもシンプルで合わせやすく、柄物もポップで可愛いため、何枚も揃えたくなってしまう魅力があります。
さらに、2025年はベビー用のUVカットパーカーやメッシュ素材のワンピースなども登場しており、日差し対策にも対応。コスパ重視の家庭には、まさにベストバイと言えるブランドです。
ユニクロのベビー服は店舗でもオンラインでも簡単に手に入るのも魅力の一つ。急な買い足しにもすぐに対応できます。
ミキハウス:安心の日本ブランド
「赤ちゃんのことを第一に考える」日本生まれのブランドといえば、ミキハウス。品質の高さと、安全・安心へのこだわりで、多くの日本の家庭に選ばれ続けています。
2025年夏の注目アイテムは、オーガニックコットンを使用した涼しげなロンパースや、汗取りパッド付きの肌着。縫製がとても丁寧で、赤ちゃんが動いても違和感がないよう設計されており、肌トラブルの心配が少ないのが特徴です。
また、ミキハウスは日本の気候に合わせた製品作りをしているため、冷房対策にぴったりな薄手の羽織りや、UVカット仕様のハットなども人気があります。和風柄やキャラクターとのコラボ商品もあり、プレゼントにも選ばれやすいです。
お値段はやや高めですが、「しっかり作られていて長持ちする」「信頼感がある」という評価が非常に高く、特に初めての赤ちゃんには安心して使えるブランドです。
店舗での丁寧な接客や、サイズ選びのサポートも魅力のひとつ。ギフト包装も充実しているので、お祝いにも最適です。
韓国ブランドのトレンド服も要チェック
最近注目されているのが、韓国発のベビーブランド。ナチュラルでおしゃれ、かつリーズナブルという点が受けて、Instagramや楽天市場などでも人気が急上昇しています。
韓国ベビー服の特徴は、くすみカラーやシンプルなデザイン。流行を取り入れたゆるっとしたシルエットで、大人のファッションをそのままミニサイズにしたようなアイテムが多く見られます。写真映えも良く、SNS映えコーデをしたいママたちに人気です。
素材にもこだわっているブランドが多く、オーガニックコットンやリネン素材を使ったものも豊富。また、日本ではあまり見ないユニークなデザインやセットアップ商品が多く、他の赤ちゃんと被らないおしゃれが楽しめます。
ただし、サイズ感が日本と少し異なる場合があるので、購入の際はサイズ表記やレビューをしっかり確認することが大切。また、海外発送になるケースもあるため、配送日数もチェックしておきましょう。
コスパとデザイン性を両立したい人には、韓国ベビーブランドは要注目です。
オーガニックコットンブランドの注目株
敏感肌の赤ちゃんを持つ家庭や、環境に配慮した暮らしを目指す家庭に支持されているのが、オーガニックコットン専門のベビーブランドです。2025年の注目は、「マールマール(MARLMARL)」「10mois(ディモワ)」「モンミミ」など、ナチュラル志向の強いブランドたち。
これらのブランドでは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた綿を使っており、敏感肌の赤ちゃんにも安心して使えます。肌ざわりも非常にやさしく、ふんわりとした仕上がりが特長です。
中でも「マールマール」は、360度どこから見ても可愛いまんまるスタイで一躍有名に。2025年夏の新作では、汗取りパッドや薄手ロンパースなど、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが豊富に揃っています。
一方、「10mois」はフランス語で「10ヶ月」という意味のブランド名で、妊娠中から育児期までをカバーする製品展開が魅力。服だけでなく寝具や食器なども同時に揃えられるのが便利です。
価格は少し高めですが、その分長く使えて安心感も高いため、「特別な一枚」として購入する方も多いです。
夏の赤ちゃん服のお手入れ&保管方法
汗ジミ・黄ばみを防ぐ洗濯のコツ
夏は赤ちゃんが汗をたくさんかく季節。お気に入りの服に汗ジミや黄ばみが残ってしまうこと、ありますよね?実は、ちょっとした洗濯の工夫で、こうしたトラブルをぐっと減らすことができます。
まず、汗をかいた服はできるだけ早めに洗うのが基本。汗に含まれる成分が時間とともに酸化し、黄ばみや臭いの原因になるからです。脱いだらすぐに「水にひたしておく」だけでも効果はあります。
洗剤は「赤ちゃん用洗剤」や「無添加洗剤」を使用するのがおすすめ。蛍光剤や香料が含まれていないタイプを選ぶと、敏感肌にも安心です。黄ばみが気になる部分には、洗濯前に液体洗剤や重曹を直接つけてから洗うと、しっかり落とせます。
さらに効果的なのが「酸素系漂白剤」の活用。色柄ものでも使えるタイプなら、まとめて漂白しても安心です。ただし、素材によっては変色することもあるので、必ず目立たない部分でテストしましょう。
すすぎはしっかり2回行い、洗剤が残らないようにするのもポイント。特に赤ちゃんの服は肌に直接触れるので、すすぎ残しは避けたいところです。
日々のちょっとした心がけで、清潔で気持ちいいベビー服を保てますよ。
デリケートな素材の干し方・洗い方
赤ちゃん服の中には、ガーゼやオーガニックコットンなどの「デリケートな素材」で作られているものが多くあります。これらの素材は、間違った洗い方や干し方をするとすぐに傷んでしまうため、やさしく扱うことが大切です。
まず、洗濯は「ネットに入れて弱水流」が基本。特にレースやフリルがついている服は、他の衣類と絡んで傷みやすいため、ネット使用は必須です。洗剤は無添加や植物由来のものを選び、柔軟剤の使用も控えめにしましょう。
脱水も短めに設定すると型崩れを防げます。できれば脱水後はすぐに取り出して、優しく形を整えながら干すことで、しわや型崩れを防止できます。
干し方にもひと工夫を。直射日光に当てると色あせや生地の劣化を招くため、風通しの良い日陰で干すのがベスト。特にオーガニック素材は、天然の油分を含んでいるため、太陽の強い紫外線で劣化しやすい傾向があります。
また、乾燥機は避けたほうが無難。どうしても使う場合は、低温設定&短時間にして、必ず乾燥表示タグを確認しましょう。
ひと手間かけることで、大切な赤ちゃんの服を長持ちさせられます。
外干しと室内干し、どちらが良い?
夏は天気が良い日が多く、洗濯物が外でよく乾きますが、「赤ちゃんの服は外干しでいいの?」と迷うママ・パパも多いのではないでしょうか。結論から言うと、それぞれにメリット・デメリットがあるため、状況に応じて使い分けるのが正解です。
【外干しのメリット】
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太陽光の紫外線で殺菌効果が期待できる
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風通しがよく、短時間で乾く
【外干しのデメリット】
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花粉や排気ガス、PM2.5などの付着リスク
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色あせや生地の劣化の原因になることも
【室内干しのメリット】
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空気の汚れを気にせず安心して干せる
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服の色や素材を劣化から守れる
【室内干しのデメリット】
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乾くまでに時間がかかる
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湿気がこもるとカビや臭いの原因に
赤ちゃんが花粉症や敏感肌の場合は、室内干しをメインにして、除湿機やサーキュレーターを活用すると良いです。一方で、風通しの良いベランダなどでは、時間を決めて短時間外干しを取り入れるのも効果的。
外干しと室内干しをうまく使い分けることで、赤ちゃんの肌を守りながら、快適な衣類環境を保ちましょう。
型崩れしない収納テクニック
せっかく洗って清潔にしたベビー服、次に気をつけたいのは「収納方法」です。特に赤ちゃんの服は小さい分、型崩れしやすかったり、畳みにくかったりするので、ちょっとした工夫が必要です。
基本は「たたんで収納」が原則ですが、ポイントは「軽く折る」こと。くるくると丸める収納法(ロール収納)は、しわができにくく、引き出しの中でも見やすくなるのでおすすめです。アイテム別に仕切りを使って分類すると、着替えのときにもサッと取り出せて便利です。
また、引き出しの中に除湿剤や防虫剤を入れることも忘れずに。赤ちゃんの服には甘いミルクや汗の匂いが残っていることがあり、虫にとっては格好のターゲットになることもあります。赤ちゃん専用の無香タイプや天然成分のものを選びましょう。
季節外の服を収納する際には、「しっかり洗って完全に乾かしてから」しまうことが重要。湿ったままの服を収納すると、翌年開けたときにカビ臭くなっていた…なんてことも。
収納環境を整えることは、ベビー服を長く大切に使うための第一歩です。
来年も使える?サイズアウト服の保管術
赤ちゃんの成長は本当に早く、「もう着られないの?」と驚くこともしばしば。とはいえ、お気に入りだった服や、高かったブランド服は捨てにくいですよね。そんなときに役立つのが、サイズアウト服の「保管術」です。
まず基本は、次の使用者(きょうだいや親戚、友人)に回すことを前提に、「清潔に・丁寧に保管」すること。洗濯後はしっかり乾かし、防虫剤と一緒にジップ袋や密閉ケースに入れて保管するのがポイントです。
保管の際は、ラベルを貼ってサイズや季節ごとに分類しておくと、次に使うときに探しやすくなります。また、タグに購入時期や使用回数などを書き込んでおくと、譲る際にも喜ばれます。
もう着ないけど捨てたくない服は、「思い出ボックス」を作って記念として保存するのもおすすめです。初めてのお出かけ服、誕生日に着た服などは、写真と一緒に保管すれば立派なアルバムになります。
サイズアウトした服でも、上手に保管すれば再利用や思い出アイテムとして活躍できます。エコで経済的、そしてちょっぴり感傷的な保管術、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
赤ちゃんの夏服選びは、見た目のかわいさだけでなく「快適さ」「安全性」「機能性」がとても大切です。特に体温調整が未熟な赤ちゃんにとって、夏は汗や熱中症、冷房による冷えなど多くのリスクが潜んでいます。だからこそ、素材選びや着せ方、洗濯・保管の工夫が重要になります。
まず、素材ではコットンやガーゼ、吸水速乾素材など、通気性が高く肌にやさしいものを選ぶのが基本。赤ちゃんの月齢に応じて動きやすさや見た目も考慮しつつ、着心地の良さを最優先しましょう。
また、冷房対策や外出時の紫外線対策など、着せ方や持ち物にも一工夫を加えることで、赤ちゃんがより快適に夏を過ごすことができます。
さらに、人気ブランドを上手に活用することで、機能性とおしゃれの両立も可能に。ユニクロのようなコスパ重視から、ミキハウスやオーガニックブランドのような安心・高品質派まで、用途やライフスタイルに合わせて選びましょう。
最後に、お手入れと保管の工夫も忘れずに。きれいに洗い、丁寧に収納することで、来年も思い出と一緒に服を大切に使うことができます。
赤ちゃんと一緒に迎える夏は、成長をたくさん感じられる特別な季節。この記事が、その準備のお手伝いになれば幸いです。