新型パジェロとトヨタ・ランドクルーザー250、買うならどっちがいいのでしょうか。
どちらも本格的な4WD性能を持つ大型SUVですが、キャラクターは少し異なります。
最新の4WD技術や扱いやすいボディサイズを重視するなら新型パジェロ、実績やディーゼルの力強さ、トヨタブランドの安心感を重視するならランクル250が有力です。
この記事では、価格、サイズ、エンジン性能、4WD性能、燃費、使い勝手、リセールまで、購入前に気になるポイントを比較します。
新型パジェロとランクル250はどっちがいい?
結論から言うと、「どちらが上」というより、何を重視するかで選択が変わります。
新型パジェロは2026年9月2日に世界初披露されたばかりのニューモデルです。
三菱自動車は2026年度に日本へ投入する計画を明らかにしています。
一方、ランクル250はすでに日本で販売されている現行モデルです。
2026年4月から販売されている最新モデルでは、2.7LガソリンのVXが設定され、新車価格は577万9400円となっています。
新型パジェロの大きな魅力は、三菱が長年培ってきた4WD技術に最新の電子制御を組み合わせていることです。
スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)に加えてS-AWCを採用し、オフロードだけでなくオンロードでの安定性も追求しています。
ランクル250は、ランドクルーザーシリーズならではの悪路走破性と実績が魅力です。
トヨタはランクル250を「ランドクルーザーの中核モデル」と位置づけ、フルタイム4WDなどを採用しています。
そのため現時点では、
- 最新の4WD技術を重視 → 新型パジェロ
- 実績・安心感・今すぐ買えることを重視 → ランクル250
- ボディ幅の扱いやすさ → 新型パジェロ
- ディーゼルの最大トルク → ランクル250
という見方ができます。
新型パジェロとランクル250の価格を比較
新型パジェロの価格はまだ未発表
新型パジェロを比較するうえで、最大の注目ポイントが価格です。
2026年9月時点では、日本仕様の正式な価格はまだ発表されていません。
新型パジェロの発売日や予約開始日、価格発表のスケジュールについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
三菱自動車は新型パジェロについて、2026年度に日本へ投入する計画を発表しています。
そのため現段階で「新型パジェロはランクル250より安い」と断定することはできません。
今後、日本仕様の価格やグレード構成が明らかになった段階で、両車の価格差が大きな判断材料になりそうです。
ランクル250は577万9400円から
ランクル250は2026年4月~販売中の最新モデルで、VXの新車価格が577万9400円です。
なお、ランクル250にはガソリン車だけでなく、2.8Lディーゼルを搭載する仕様もあります。
トヨタ公式の車両情報では、ディーゼル車は2.8Lターボで、最高出力204PS、最大トルク500N・mとされています。
つまり新型パジェロの価格が発表されたときに、
「500万円台なのか」「600万円台なのか」
が、ランクル250との比較で重要なポイントになります。
サイズはどっちが大きい?
新型パジェロは全長4920mm・全幅1925mm
新型パジェロのボディサイズは、全長4920mm、全幅1925mm、全高1910mmです。20インチタイヤ装着車の数値で、最低地上高は230mmとなっています。
全長は約4.9mなので決してコンパクトではありませんが、ランクル250と比較すると全幅が狭いのが特徴です。
日本でSUVを使う場合、全幅は意外と重要です。
狭い住宅街やコインパーキング、商業施設の駐車場などでは、数cmの違いが運転時のストレスにつながることもあります。
ランクル250は全長4925mm・全幅1980mm
ランクル250は全長4925mm、全幅1980mm、全高1925mm。
全長については新型パジェロとわずか5mmしか違いません。
一方、全幅は55mm違います。
つまり、
「長さはほぼ同じだけど、ランクル250のほうが横に大きい」
という関係です。
街中での取り回しを少しでも重視するなら、全幅1925mmの新型パジェロは魅力的な選択肢になりそうです。
エンジン性能はランクル250が有利?
新型パジェロは2.4Lクリーンディーゼル+8速AT
新型パジェロには、専用開発の2.4Lクリーンディーゼルエンジンが搭載されます。
最大トルクは480N・mで、新開発のスポーツモード付き8速オートマチックトランスミッションと組み合わされます。
なお、一部仕様では最大トルク470N・mとなります。
三菱は、発進時から高速域まで力強くレスポンスの良い加速性能を実現したと説明しています。
ランクル250の2.8Lディーゼルは最大500N・m
ランクル250の2.8Lディーゼルは最高出力204PS、最大トルク500N・mです。
最大トルクだけを比較すると、
- 新型パジェロ:480N・m
- ランクル250:500N・m
となり、ランクル250が20N・m上回ります。
ただし、最大トルクだけで実際の走行性能が決まるわけではありません。
車両重量やトランスミッション、4WDシステム、アクセルレスポンスなどによって走りのフィーリングは変わります。
それでも「力強いディーゼルSUVが欲しい」という人には、ランクル250の2.8Lディーゼルはかなり魅力的です。
4WD性能は新型パジェロとランクル250のどっち?
新型パジェロはスーパーセレクト4WD-II+S-AWC
新型パジェロの最大の注目ポイントが4WDシステムです。
スーパーセレクト4WD-IIとS-AWCを採用し、路面状況に応じた車両制御を行います。
4WDモードは2H、4H、4HLc、4LLcを設定。
さらにNORMAL、ECO、GRAVEL、SNOW、MUD、SAND、ROCKという7つのドライブモードを用意しています。
最低地上高は230mm、アプローチアングルは30.4度。
数値から見ても、本格的な悪路走行を意識した設計になっています。
ランクル250はフルタイム4WDを採用
ランクル250も本格的な4WD車です。
トヨタ公式情報では、フルタイム4WDを採用し、センターディファレンシャルにはトルセンLSDを備えています。
さらに電動リアデフロックも設定され、悪路での走破性を高めています。
新型パジェロが「最新の4WD制御技術」、ランクル250が「ランドクルーザーの実績と本格4WD機構」という違いで考えると分かりやすいでしょう。
街乗りなら新型パジェロ?ランクル250?
本格SUVだからといって、毎日オフロードを走る人はそう多くありません。
通勤、買い物、子どもの送迎、高速道路、週末のキャンプなど、日常生活で使うケースが中心でしょう。
そこで注目したいのがボディサイズです。
新型パジェロは全幅1925mm。ランクル250より55mm狭いため、日本の道路環境では扱いやすさにメリットが出る可能性があります。
一方、ランクル250はすでに販売されているため、実車を確認して購入を判断できるのが強みです。
「新しいSUVに乗りたい」なら新型パジェロ。
「実績のあるSUVを選びたい」ならランクル250。
という考え方もできます。
燃費はどっち?
燃費については、現段階では慎重に比較する必要があります。
新型パジェロは日本仕様の燃費データがまだ正式に比較できる段階ではないため、ランクル250との実燃費を断定するのは早いでしょう。
一方、トヨタの2026年4月~販売モデルでは、2.7LガソリンVXのカタログ燃費はWLTCモード7.5km/Lとされています。
ディーゼル車についてもグレードによって数値が異なるため、購入時は検討するグレード同士で比較することが重要です。
新型パジェロの日本仕様の燃費が正式発表されれば、燃料代を含めた年間維持費まで比較すると、より実用的な記事になります。
リセールバリューはどっちが有利?
新車購入ではリセールバリューも気になるところです。
この点では、現時点ではランクル250のほうが判断材料が多いといえます。
ランドクルーザーは長年にわたって国内外で展開されてきたブランドで、ランクル250もすでに中古車市場に流通しています。
一方、新型パジェロはこれから日本市場へ投入されるモデルです。
そのため、新型パジェロの将来的なリセールバリューは現時点では判断できません。
「リセールも重視して車を選びたい」という人は、パジェロの発売後に中古車相場を確認してから判断するのが確実でしょう。
新型パジェロがおすすめなのはこんな人
新型パジェロが向いているのは、次のような人です。
- 最新の本格SUVが欲しい
- 三菱の4WD技術に魅力を感じる
- オフロード性能を重視したい
- ランクル250より少しでも幅が狭いほうがいい
- 7人乗りSUVが欲しい
- 人とは少し違う本格SUVに乗りたい
- 新型車ならではの新鮮さを楽しみたい
新型パジェロは3列7人乗りのパッケージングも採用しています。2列目には150mmのロングスライド機構を備えるなど、ファミリー用途も意識した設計です。
ランクル250がおすすめなのはこんな人
ランクル250がおすすめなのは、こんな人です。
- 今すぐ購入したい
- トヨタブランドの安心感を重視したい
- ディーゼルの力強さが欲しい
- 本格的な悪路走破性を重視したい
- リセールバリューも気になる
- 実績のあるモデルを選びたい
- 実車を見てから購入を決めたい
特に大きいのが「すでに販売されている」という点です。
ランクル250は2026年4月から販売中のモデルがあり、現在の価格や装備を確認できます。
新型パジェロとランクル250の比較表
| 比較項目 | 新型パジェロ | ランクル250 |
|---|---|---|
| 日本投入 | 2026年度予定 | 販売中 |
| 価格 | 未発表 | 577万9400円~ |
| 全長 | 4920mm | 4925mm |
| 全幅 | 1925mm | 1980mm |
| 全高 | 1910mm※ | 1925mm |
| 定員 | 7人 | 7人 |
| ディーゼル | 2.4L | 2.8L |
| 最大トルク | 480N・m※ | 500N・m |
| 4WD | SS4-II+S-AWC | フルタイム4WD |
| 最低地上高 | 230mm※ | ― |
| 購入状況 | これから | 販売中 |
※新型パジェロは20インチタイヤ装着車。仕様によって異なる場合があります。
新型パジェロとランクル250のよくある質問
新型パジェロはランクル250より安い?
現時点では新型パジェロの日本仕様の正式価格が発表されていないため、どちらが安いかはまだ分かりません。
ランクル250は2026年4月~販売モデルのVXが577万9400円です。
新型パジェロの日本発売はいつ?
三菱自動車は新型パジェロを2026年度に日本へ投入する計画を発表しています。
新型パジェロとランクル250はどちらが大きい?
全長は新型パジェロ4920mm、ランクル250が4925mmで、ほぼ同じです。
一方、全幅は新型パジェロが1925mm、ランクル250が1980mm。新型パジェロのほうが55mm狭くなっています。
ディーゼルの性能はどちらが上?
公表スペック上では、ランクル250の2.8Lディーゼルが最大トルク500N・m、新型パジェロの2.4Lディーゼルが480N・mです。
最大トルクだけならランクル250が上回ります。
オフロード性能はどちらが上?
単純に優劣をつけるのは難しいでしょう。
新型パジェロはSS4-II+S-AWC、ランクル250はフルタイム4WDやトルセンLSDなど、それぞれ異なるアプローチで悪路走破性を高めています。
新型パジェロとランクル250、買うならどっち?
ここまで比較すると、それぞれの個性がかなり見えてきます。
新型パジェロを選ぶなら、「最新の技術」「4WD性能」「ボディサイズ」が大きな決め手。
ランクル250を選ぶなら、「実績」「ディーゼル性能」「ブランド力」「今すぐ買えること」が強みです。
特に新型パジェロは、まだ日本仕様の価格が発表されていないことが最大のポイントです。
今後、価格、燃費、グレード別装備、納期などが明らかになれば、ランクル250との比較はさらに具体的になります。
現時点での結論をまとめると、
新しさ・4WD技術・扱いやすさなら「新型パジェロ」
実績・ディーゼル・安心感・現在購入できることを重視するなら「ランクル250」
という選び方がおすすめです。
ただし、本当の意味で「どっちが買いなのか」が決まるのは、新型パジェロの日本仕様価格が発表されてから。
価格がランクル250と近い水準なら、両車はかなり面白いライバル関係になりそうです。
【出典】

