「mirumi(みるみ)」という名前をSNSやニュースで見かけて、「これって何?」と思った人も多いのではないでしょうか。
mirumiは、ユカイ工学が開発した、バッグなどに取り付けて持ち歩ける小型ロボットです。
見た目はぬいぐるみのようにかわいらしいのですが、最大の特徴は、周囲の音や人の気配などに反応して、顔や頭を動かすこと。
つまり、ただのバッグチャームではありません。
バッグにつけて歩いていると、まるで小さな生き物が一緒についてきてくれているような感覚を楽しめるアイテムなんです。
しかも価格は19,800円(税込)。
「バッグチャームに2万円?」と驚く人がいても不思議ではありません。
では、なぜmirumiはこれほど注目されているのでしょうか。
今回は、mirumiの機能や値段、海外での反響、そして「ラブブの次のブームになるのでは?」という可能性まで、わかりやすく紹介します。
mirumiは何ができる?普通のぬいぐるみとは違う魅力
「ちらっと見る」のがmirumiの特徴
mirumiの最大の特徴は、周囲の様子に反応して「ちら見」することです。
音などを感知すると、頭を動かしたり、周囲を見渡したりします。
こちらをじっと見ているように感じることもあれば、ふっと視線をそらすような動きをすることもあります。
この「何をするか分からない感じ」が、mirumiの面白いところ。
普通のぬいぐるみなら、こちらが触ったり動かしたりしない限り、基本的には同じ状態ですよね。
ところがmirumiは、持ち歩いているだけでも反応する。
「今こっち見た?」
「なんか動いた!」
そんな小さな発見が、持ち主にとっての楽しみになります。
便利なロボットではなく「かわいい」が目的
最近のロボットというと、掃除をしてくれたり、会話をしてくれたり、何か便利なことをしてくれる製品をイメージする人も多いでしょう。
mirumiは、そうした方向とは少し違います。
目的は、生活を便利にすることではなく、一緒にいる時間そのものを楽しむこと。
言ってしまえば、「何の役に立つの?」と聞かれたら、「かわいいから!」が一番近い答えなのかもしれません。
この割り切りが、mirumiらしさでもあります。
mirumiの値段はいくら?発売日はいつ?
価格は19,800円(税込)
mirumiの日本での価格は19,800円(税込)です。
日本では2026年4月23日に発売されました。
バッグに取り付けて持ち歩くアイテムとして考えると、決して安い価格ではありません。
数千円程度のバッグチャームやぬいぐるみと比べると、かなり高く感じる人もいるでしょう。
一方で、単なるアクセサリーではなく、センサーやモーターなどを搭載したロボットだと考えると、「ちょっと気になる」と感じる人も出てきそうです。
カラーは3種類
日本で展開されているカラーは、ピンク、アイボリー、グレーの3色。
どれもバッグに取り付けやすい、ぬいぐるみに近い雰囲気のデザインです。
サイズは約100×110×140mm、重量は約155g。充電式で、満充電から約8時間使用できます。
毎日バッグにつけて持ち歩くことを考えると、サイズや重さも比較的扱いやすい部類といえそうです。
mirumiはなぜ海外で注目された?
クラウドファンディングで目標の約96倍を達成
mirumiが面白いのは、日本で発売されてから突然注目された商品ではないという点です。
海外では、すでに大きな反響を集めていました。
Kickstarterで実施したクラウドファンディングでは、約7,400万円を調達。
目標額に対する達成率はなんと9,685%でした。
さらに32の国と地域から1,870人が支援しています。
もちろん、クラウドファンディングの数字だけで「世界的な大ヒット」と断定することはできません。
それでも、発売前の段階から海外のユーザーに「持ってみたい」と思わせる力があったことは確かでしょう。
CES 2025で世界に初披露
mirumiはCES 2025でも紹介されました。
世界中の最新テクノロジーが集まるCESで、小さなバッグチャーム型ロボットが注目されたというのも、なかなか面白い話です。
「高性能なAI」や「最新家電」のような分かりやすい実用性ではなく、かわいさやコミュニケーション感覚を前面に出したロボット。
この方向性が、mirumiの個性につながっています。
mirumiはミラノコレクションにも登場
ロボットなのにファッションアイテム?
mirumiを語るうえで、もう一つ見逃せないのがファッションとの接点です。
イタリアのファッションブランド「GCDS」の2026年春夏ミラノコレクションに、mirumiがバッグチャームとして登場しました。
ここが、普通のロボットとは大きく違うところです。
ロボットというと、家の中に置いて使うものを想像しがち。
ところがmirumiは、バッグにつけて外へ連れ出すことを前提にしています。
つまり、
ロボット × ぬいぐるみ × バッグチャーム × ファッション
という、かなり珍しい立ち位置なんです。
「持ち歩くロボット」という新ジャンル
スマートフォンのように「使う」ロボットではなく、アクセサリーのように「連れて歩く」。
この発想は、mirumiの大きな強みでしょう。
しかも、動くからこそSNSで動画にしたときにも面白い。
バッグに付いているmirumiが突然こちらを向く。
それだけでも「何これ?」という反応を生みやすくなります。
SNS時代の商品として考えると、かなり相性のいい設計といえそうです。
mirumiは「ラブブの次」になる?
バッグにつける「かわいいもの」という共通点
mirumiについて検索すると、「ラブブの次に流行るのでは?」という見方も気になるところです。
ラブブとmirumiには、バッグなどに取り付けて持ち歩き、ファッションの一部として楽しめるという共通点があります。
ただし、両者は同じ商品ではありません。
ラブブはキャラクター・コレクション性が大きな魅力。
一方のmirumiは、ロボットとして実際に動くことが大きな特徴です。
そのため、「次のラブブ」というよりは、「動くバッグチャーム」という新しいカテゴリーを作れるかに注目したほうがよさそうです。
現時点で「ラブブ級」と断定するのは早い
ここは注意しておきたいポイントです。
mirumiには海外クラウドファンディングでの実績や、ミラノコレクションへの登場という強い材料があります。
ただ、ラブブと同規模の世界的ブームになっていると判断できるだけの販売データや市場規模が確認できているわけではありません。
そのため、現段階では、
「ラブブの次に絶対流行る!」
と断定するより、
「次のバッグチャームブームの候補として注目したい」
くらいの捉え方がちょうどよさそうです。
mirumiは買う価値がある?
こんな人には向いていそう
mirumiが気になっているなら、まず考えたいのは「何を求めて買うのか」です。
例えば、
・かわいいキャラクターグッズが好き
・バッグチャームを集めるのが好き
・ロボットやガジェットが好き
・ぬいぐるみを持ち歩くのが好き
・SNS映えするアイテムが欲しい
・ちょっと変わったものを持ちたい
という人なら、かなり相性がよさそうです。
逆に「実用性の高いガジェットが欲しい」という人には、19,800円という価格は高く感じるかもしれません。
「何に使うの?」ではなく「一緒にいたい」商品
mirumiの価値は、機能の数では測りにくい商品です。
スマートフォンのように生活を便利にするわけでもありません。
掃除機のように家事をしてくれるわけでもありません。
でも、バッグにつけて歩いていると、ふと動く。
その瞬間に「かわいい」と思える。
この小さな体験に19,800円を払うかどうか。
そこがmirumiの購入判断のポイントになりそうです。
mirumiはこれからブームになる?今後の注目ポイント
mirumiが今後さらに広がるかを見るなら、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
まずはSNSです。
実際に購入した人がどんな動画を投稿するのか。mirumiを知らなかった人が「これ欲しい」と感じるような投稿が増えるのか。
ここはかなり重要です。
次に、限定カラーやコラボ商品。
mirumiはファッションとの相性がいいため、ブランドとのコラボレーションが増えれば、一気に注目度が上がる可能性があります。
そして海外展開。
ユカイ工学は海外市場への展開も進めています。
すでに海外クラウドファンディングやミラノコレクションという実績があるだけに、今後どこまで広がるのかは気になるところです。
まとめ|mirumiは「かわいい」を持ち歩く新しいロボット
mirumi(みるみ)は、バッグに取り付けて一緒に出かけられる、小型のチャームロボットです。
音や周囲の状況に反応して顔や頭を動かすため、普通のぬいぐるみとは違った「生き物っぽさ」を楽しめます。
価格は19,800円(税込)と決して安くありません。
それでも、海外クラウドファンディングでは約7,400万円を調達し、目標額の9,685%を達成。
さらにGCDSのミラノコレクションにも登場するなど、発売前から海外で注目されていました。
「ラブブの次になるのか?」という点については、まだ断定できません。
ただ、バッグチャームとして持ち歩けるロボットという珍しさは大きな武器。
便利さではなく、「かわいいから連れて歩きたい」という感情を狙ったmirumiが、これから新しいブームを作るのか。
今後のSNSでの広がりやコラボ展開に注目しておきたいところです。
【出典】

