地震や台風、大雨などの災害は、いつ起こるかわかりません。
いざというときに備えて、防災グッズを準備しておくことが大切です。
しかし、防災セットは価格や内容がさまざまで、「どれを選べばいい?」と迷ってしまいます。
そこで今回は、2026年8月時点の公式販売情報をもとに、人気の防災セット5商品を比較。
価格・セット内容・人数・持ち出しやすさ・避難生活への対応を基準に紹介します。
4,000円台から購入できる商品から、2人用やシュラフ付きの商品まで、それぞれの違いをわかりやすくまとめました。
1位|HIH ハザードリュック36点セット
1人分の防災用品をまとめて準備できる
総合1位は、HIHの「ハザードリュック36点セット」です。
福島県で被災した企業が考案し、防災士が監修した1人用の防災セットです。
公式価格は15,800円(税込)。
保存水、非常食、携帯トイレ、ライト、ラジオ、エアーマット、簡易寝袋など、避難時に必要になりやすい用品をまとめています。
水・食料・トイレまで一通り入っている
セットには保存水3本、カンパン、えいようかん、携帯トイレ2個、トイレの凝固剤10個、非常用給水バッグなどが含まれています。
さらに、スマホ充電に対応した手回し充電ラジオライトやCOBミニスライドランタンも入っているため、停電時の明かりや情報収集にも備えやすい構成です。
初めて防災セットを買う人におすすめ
「防災用品を一つずつ選ぶのは面倒」という人に向いています。
ただし、HIH公式も、セットだけですべてを完了させるのではなく、足りないものは個人に合わせて追加し、日頃から中身を点検するよう案内しています。
15,800円でバランスよく備えられる
15,800円(税込)で、食料・水・照明・トイレ・衛生・寝具までまとめて準備できるのが魅力です。
「初めて買う防災リュックだから、できるだけバランスのよいものを選びたい」という人におすすめです。
2位|山善 防災バッグ30 YBG-30R
防災士監修の30点セット
2位は、山善の「防災バッグ30」です。
山善公式では、防災士監修の一次避難用30点セットとして販売されています。
今回の記事では、レッド・通常18Lタイプを4,280円(税込)として比較します。
防災リュック、ホイッスル、懐中電灯、携帯トイレ、レインポンチョ、アルミシート、非常用給水バッグなど、避難時に役立つ用品をまとめています。
4,280円で始めやすい
5商品の中でも価格が安く、4,280円(税込)から防災バッグを準備できるのが大きな魅力です。
「いきなり1万円以上の防災セットを買うのは迷う」という人でも、比較的始めやすい価格帯です。
ただし、保存水や非常食を中心とした備蓄セットではないため、食料や飲料水などは別途準備しておきたいところです。
30点の中身も充実
通常18Lタイプには、携帯トイレ3個、2WAY懐中電灯、歯ブラシ3本、マスク3枚、アルミブランケット、エア枕、非常用給水バッグ、ラップ、アルミホイルなどが入っています。重量は1.97kgです。
30点という数だけでなく、トイレ・照明・衛生・防寒などをまとめている点もポイントです。
価格重視の人におすすめ
「できるだけ予算を抑えて防災リュックを用意したい」という人に向いています。
なお、同じ公式ページには25Lタイプもあり、レッドは4,980円、ブラックは5,299円です。
容量を重視する場合は、こちらも比較してみるとよいでしょう。
3位|アイリスオーヤマ 防災セット2人用42点 BS2-42
2人分をまとめて準備できる
3位は、アイリスオーヤマの「防災リュック2人用42点 BS2-42」です。
公式価格は16,300円(税込)。
夫婦や親子など、2人分の防災用品をまとめて準備したい家庭に向いています。
40Lの大容量リュックを採用
リュックの容量は約40L、製品重量は約6kgです。収納重量は約12kgまでとされています。
2人分をまとめて入れられるため収納力はありますが、避難時に誰が持つのかは事前に考えておきましょう。
エアーベッドやトイレもセット
42点の中には、エアーベッド2個、アルミブランケット2枚、エア枕2個、携帯トイレ6個、マスク、歯ブラシ、からだふきシート、ウェットティッシュなどが含まれています。
避難直後だけでなく、避難所などで過ごすときの衛生や睡眠環境も考えやすいセットです。
食品は入っていないので注意
購入前に注意したいのが、BS2-42には食品が入っていないことです。
そのため、16,300円のセットを購入しただけでは、2人分の食料・飲料水の備蓄は完成しません。
保存水や非常食は別途用意しておきましょう。
バッテリー付きも選べる
バッテリーステーション付きは29,500円(税込)です。
60,000mAhの大容量バッテリーが付属し、スマートフォンやノートパソコンなどの充電にも対応しています。
すでにモバイルバッテリーなどを持っているなら通常タイプ、停電時の電源対策もまとめたいならバッテリー付きという選び方ができます。
4位|HIH ハザードリュックprotect
ボウメット付きの1人用防災セット
4位はHIHの「ハザードリュックprotect」です。
公式価格は17,800円(税込)。
1位の36点セットをベースに、防災頭巾をボウメットに交換した姉妹商品です。
ボウメットは56~60cmに対応しています。
頭部保護まで考えたい人におすすめ
地震などでは、落下物や家具などへの対策も考えておきたいところです。
protectなら、防災用品と頭部保護用品をまとめて準備できます。
また、スマホ対応のダイナモ充電ラジオLEDライト、保存水3本、非常食、携帯トイレ、エアーマットなどもセットになっています。
標準モデルとの差は2,000円
36点セットが15,800円、protectが17,800円なので、価格差は2,000円です。
すでに防災ヘルメットなどを持っているなら標準モデル、まだ頭部保護用品を用意していないならprotectという選び方がしやすいでしょう。
5位|HIH ハザードリュックpremium
シュラフ付きで避難生活にも対応
5位はHIHの「ハザードリュックpremium」です。
公式価格は20,800円(税込)。
オールシーズン対応の防災用コンパクトシュラフがリュックに入っているのが大きな特徴です。
高機能ラジオや水・食料もセット
premiumには、防災用シュラフのほか、ソーラー多機能防災ラジオ、保存水3本、カンパン、えいようかん、携帯トイレ、簡易寝袋、アルミ保温シートなどが含まれています。
避難直後だけでなく、その後の生活まで考えて準備したい人に向いています。
36点セットとの差は5,000円
36点セットが15,800円、premiumが20,800円なので、価格差は5,000円です。
すでに寝袋や防寒用品を持っているなら標準モデル、避難時の寝具までまとめて用意したいならpremiumという選び方がおすすめです。
防災グッズおすすめ5商品を比較
| 順位 | 商品 | 人数 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | HIH ハザードリュック36点 | 1人 | 15,800円 | 食料・水・トイレなどをバランスよく準備 |
| 2位 | 山善 防災バッグ30 YBG-30R | 1人 | 4,280円 | 低価格で基本用品を準備 |
| 3位 | アイリスオーヤマ BS2-42 | 2人 | 16,300円 | 2人用・エアーベッド付き |
| 4位 | HIH protect | 1人 | 17,800円 | ボウメット付き |
| 5位 | HIH premium | 1人 | 20,800円 | オールシーズン対応シュラフ付き |
※山善はレッド・通常18Lタイプの価格です。同じ商品ページには25Lタイプなども掲載されています。
※アイリスオーヤマはバッテリーステーションなしの価格です。バッテリー付きは29,500円(税込)です。
※価格は2026年8月時点で公式販売ページに掲載されている価格を基準としています。
防災グッズを選ぶときのポイント
価格だけでなくセット内容を見る
防災セットは、安ければよい、高ければ安心というわけではありません。
特に確認したいのは、水・食料・携帯トイレ・照明・衛生用品です。
山善のように価格を抑えた商品は、購入後に不足するものを追加する方法もあります。
持ち出せる重さか確認する
防災リュックは、実際に背負って避難できるかが重要です。
山善の通常18Lタイプは1.97kg、アイリスオーヤマBS2-42は約6kgなので、重量にはかなり差があります。
家族構成や体力に合わせて選びましょう。
持ち出し用と自宅備蓄を分ける
防災リュックだけで、すべての防災対策を終える必要はありません。
リュックには避難時に持ち出す用品、自宅には水・食料・携帯トイレなどを備えておくと整理しやすくなります。
家庭に必要なものを追加する
赤ちゃんのおむつやミルク、女性用品、常備薬、ペット用品などは、家庭によって必要なものが異なります。
市販の防災セットをベースに、自分の家庭に合わせて追加しましょう。
定期的に中身を確認する
防災用品は購入して終わりではありません。
保存食や水の期限、電池、ライト、トイレ用品などを定期的に確認し、いつでも使える状態にしておきましょう。
まとめ|価格と必要な機能で防災セットを選ぼう
今回紹介した5商品を目的別にまとめると、以下のようになります。
- 総合バランスで選ぶなら:HIH ハザードリュック36点
- 価格を抑えて始めるなら:山善 防災バッグ30
- 2人分をまとめるなら:アイリスオーヤマ BS2-42
- 頭部保護を重視するなら:HIH protect
- 避難生活まで考えるなら:HIH premium
価格だけを見ると、山善の4,280円(税込)が最も手頃です。
一方、HIHは食料・水・トイレなどを含めてまとめて備えやすく、アイリスオーヤマは2人分の用品を一つにまとめられる点が魅力です。
ただし、商品によっては食品が含まれていないものもあります。
防災セットを購入した後は、自宅に必要な水・食料・携帯トイレなどを追加しておきましょう。
「何を買えばいいかわからない」という人は、まず自分が避難するときに必要なものを考え、そのうえで価格とセット内容を比較するのがおすすめです。

